今日は私の出勤日。
しかも、玲奈ちゃんも今日出勤しているんだ。
本当のことを打ち明けるべきなのか・・・
私は迷っていたんだ。
「珠理ちゃんこんにちは!」
玲奈ちゃんが私の顔を見るなり明るく
挨拶してくれる。
「あ・・・玲奈さん・・こんにちは・・」
「元気ないね・・何かあったの??」
まさか、兄にはもう一人女がいるって
この場で言えないしなあ・・・
「大丈夫だよ・・・なんでもないです。」
この日は、玲奈ちゃんと一緒に
22:00までお仕事だった。
仕事が終わると、私は玲奈ちゃんと一緒に
駅まで歩いて向かうことに。
「珠理ちゃんにまだお礼を
きちんと言ってなかったね
ありがとう!」
「え???お礼??」
「誕生日プレゼントを大輔さんと
一緒に買いにいったんだけど
大輔さん凄く喜んでくれて・・・
珠理ちゃんのアドバイス
のお陰だよ!ありがと!」
・・玲奈ちゃん幸せそうだ
この幸せを私の一言で
終わらせていいのか?
だめだよね・・・・
私の手で玲奈ちゃんを
地獄に落とすことなんて
できないよ・・・
「・・・・・・珠理ちゃん??どうしたの?」
「・・あ・・・なんでもないよ!よかったよ!
お役に立てて!!」
「うん!ありがとう。私不安だったんだ・・
大輔さんって結構モテるから・・
私なんか本気で相手
してもらえるのかな・・・って
ずっと思っていたけど
あんなに喜んでもらえるとは
思ってなかたんで
不安が吹き飛んだよ・・・」
玲奈ちゃんは少し思い出し笑いをしていた。
やっぱり、私には言えないよ・・・・
結局、兄の二股を告げることもできず
私は家に帰るのであった。
松井玲奈・松井珠理奈応援ブログ
★★じゅりれなよ永遠★★
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |




