場所は私の部屋だった・・・
昨晩、夜更かしの為に
持ち込んだ本やゲームが
机の上に置いてある・・・
リアルな夢だな・・・・・
「珠理奈・・・・・逢いたかったよ・・・」
横を向くと玲奈ちゃんが涙を流しながら
立っている。
「玲奈ちゃん・・・また逢えたね・・夢でも
うれしいよ!私の心の中で玲奈ちゃんは
生き続けているんだね」
玲奈ちゃんは首を横に振る
「違うよ・・・珠理奈・・・
夢じゃないよ・・・
私は霊となって、珠理奈に
逢いに来たんだよ・・」
「・・え???冗談いわないでよ・・
これは 夢の中でしょ?」
すると玲奈ちゃんは指をベッドに向けて指した。
・・え・・・・私がベッドで寝ている・・・
どう言うこと???
そっか・・・夢だもんね・・・
なんでもありだよね・・・・
「玲奈ちゃん・・・・なんか今日の夢は変だね!」
私は苦笑いした。
「珠理奈・・・信じられないかもしれないけど
あなたは幽体離脱したの・・・・・だから、
私の姿が見えるの・・・・」
「・・え???これって、現実なの・・・?」
「そう・・・あなたは幽体として
体から意識が抜けた状態なの」
「・・夢じゃないの??・・じゃあ、
本物の玲奈ちゃん!!」
私は途端涙がこぼれ落ちたんだ。