珠理奈と玲奈、会社ではあくまでも
単なる“同僚”を演じている。
かりに、同棲がばれても、
ルームシェアしていますで
とおすつもりでいる。
「佐藤健ってかっこいいよね・・・」
「山崎賢人のオレ様ぶりにほうがすてきよ」
こんな会話が昼休みの談話室で聴こえてくる。
「珠理奈は誰がこのみなの?」
談話室で休憩している珠理奈に
同僚の一人が聞いた。
「・・そうだな・・やっぱり
木村拓哉かな・・」
「もう、中年だよ!」
珠理奈は男には興味がない・・
だが、会社では男に興味があるふりをしている。
一方玲奈もスマホの待ち受け画面を
人気俳優にしており、あくまでもノーマルな
女性を演じていた。
夜の19時過ぎに二人は
マンションに到着する。
ふたりの住む部屋は2LDKで
ともに部屋をもっているが
毎日交代で各部屋に泊まって
一緒に眠っているのだ。
~じゅりれな小説~
★★じゅりれなよ永遠に★★
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