強き者 10 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

「玲奈ちゃん・・
 今日は家においでよ!

ワンルームマンションだけど一人ぐらい

 泊めれるから・・・そして、水嶋先輩とは

 話し合って、わかれたほうがいいよ!もう、

 昔の水嶋先輩じゃないよ!」

 

玲奈は反応しなかったが

 

彼女の鞄を珠理奈がもち、

 

タクシ-乗り場へ誘導したのだ。

 

「ごめんね・・珠理奈・・」

 

「気にしないでね」

 

珠理奈はタクシーに乗っている間は

 

玲奈の手を握りしめていた。

 

珠理奈のマンションに到着すると

 

玲奈は盛んに携帯で留守電を聞いていた。

 

「さっきから、留守電ばっかり

聞いているみただけど 水嶋先輩から?」

 

珠理奈はお茶を用意しながら聞いた。

 

「・・・うん・・」

 

静かにうなずいた。

 

「なんて言ってるの?」。

 

すると玲奈が自分の携帯を

 

珠理奈に渡したのだ。

 

珠理奈は留守電を再生した。

 

「玲奈・・・俺が悪かった・・ごめん!

 帰ってきてくれよ・・おまえがいないと

 俺は生きていけないよ!真面目に働くから・・」

 

「だめだよ!玲奈ちゃん・・

また、同じ目に遇うから!」

 

珠理奈は強い口調で言った

 

玲奈は静かにうなずいた。

 

玲奈は疲れていたのだろう、

 

珠理奈のベッドにはいると

 

すぐに眠りについた。

 

逆に珠理奈は怒りで眠れずにいたのだ。

 

(玲奈ちゃんをこんな目にあわせて・・・

 水嶋先輩・・許さないから)

 

 
 

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