「玲奈ちゃん・・
今日は家においでよ!
ワンルームマンションだけど一人ぐらい
泊めれるから・・・そして、水嶋先輩とは
話し合って、わかれたほうがいいよ!もう、
昔の水嶋先輩じゃないよ!」
玲奈は反応しなかったが
彼女の鞄を珠理奈がもち、
タクシ-乗り場へ誘導したのだ。
「ごめんね・・珠理奈・・」
「気にしないでね」
珠理奈はタクシーに乗っている間は
玲奈の手を握りしめていた。
珠理奈のマンションに到着すると
玲奈は盛んに携帯で留守電を聞いていた。
「さっきから、留守電ばっかり
聞いているみただけど 水嶋先輩から?」
珠理奈はお茶を用意しながら聞いた。
「・・・うん・・」
静かにうなずいた。
「なんて言ってるの?」。
すると玲奈が自分の携帯を
珠理奈に渡したのだ。
珠理奈は留守電を再生した。
「玲奈・・・俺が悪かった・・ごめん!
帰ってきてくれよ・・おまえがいないと
俺は生きていけないよ!真面目に働くから・・」
「だめだよ!玲奈ちゃん・・
また、同じ目に遇うから!」
珠理奈は強い口調で言った
玲奈は静かにうなずいた。
玲奈は疲れていたのだろう、
珠理奈のベッドにはいると
すぐに眠りについた。
逆に珠理奈は怒りで眠れずにいたのだ。
(玲奈ちゃんをこんな目にあわせて・・・
水嶋先輩・・許さないから)
~じゅりれな小説~
★★じゅりれなよ永遠に★★