#新しい価値へ挑戦する人を応援する前橋。その約束が #めぶく の意味です。

 

新しい価値といつも私は申し上げていますが、それは、テクノロジーの話ではありません。もっと身近な話です。

・今まで読めなかった漢字が読めて、どんどん本から知識を得ること事が出来た!

・野球のピッチャーが、フォークボールが投げられるようになった!

・リハビリして、歩けるようになった!

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私達は「出来なかった事が出来るようになるために勇気をもって一歩踏み出す」事を「挑戦」と呼んでいます。

 

今、前橋市のいろんな場で起きている「挑戦」に私自身が驚いています。他人事の様な表現ですが、行政がコントロールせず、市民主体で起きているという意味で、私はより、この他人事のような 表現を多用します。今日はそれを感じることが同時に起きたのです。紹介します。

 

#月夜野ファーム

今日、午前に昆虫を資源として活用を長い年月研究と実践を行って見えた 月夜野ファーム の方々との意見交換をさせて頂きました。オカラや米ぬかでの育成、昆虫から生まれたオイル、食、家畜飼料の活用など素敵な話を聞きました。そして環境的に赤城山の南麓がその条件に合致しているとのお話を頂きました。個々にも赤城山の引力を感じます。

 

 

#桜井蓮 さん

この「昆虫の可能性」を大学時代からとりくんで卒論『昆虫食の心理分析』にした青年です。彼に初めて出会った日を私は忘れてしまった。その時は、「コオロギクッキー」の可能性に私は気付けなかった。でも今、社会全体が動いている。肉や海産物からタンパク質や栄養素を摂取できない貧困の問題、先進国による資源の独占や環境負荷がクローズアップされてきた。貴重なタンパク源として昆虫の価値を見直す動きだ。コオロギは家畜と比べ、少ない飼料、限られた土地と低コスト、短期間で出荷できる。この可能性に私も今は気付き、そして共感しています

 

https://gryllus-online.jp/pages/ctria?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc_kw&utm_campaign=insect_food&utm_term=%E6%98%86%E8%99%AB%E9%A3%9F&utm_content=210604&yclid=YSS.1001198284.EAIaIQobChMI8ZWF-a258QIVbMEWBR3ZeAIZEAAYASAAEgL2GfD_BwE

 

#大沢栞那 さん

まさか月夜野ファームさんが、市役所を訪問される今日の朝刊 #読売新聞 に前橋市で昆虫食のお店を始めた市民のチャレンジが記事になっていた。前橋市の大胡の彼女のお店には私も伺ってみたい。お店の名前は #灯螂舎 https://tourousha.jp/

 

 

挑戦しないと廃れる

#産業昆虫 #蚕 #繭と生糸は日本一

もともと昆虫を活用する伝統はこの地域に存在している。絹や生糸の産業が明治の日本の殖産振興の礎だった。そしてその中心に群馬県も勿論前橋市もあった。その生糸の産業が廃れていく久しい。それは今までの価値から新しい価値への展開へ躊躇ってきたからだ。

 

そんな中で、 #群馬県蚕糸技術センター の遺伝子組み換え「GM蚕」の実用化に向けた挑戦は蚕糸県群馬の今後に大きな復活の可能性を感じる。そして民間でも「株式会社 #免疫生物研究所 の存在は大きい。たんぱく生成のシステムとして蚕を活用する可能性を感じたと同時に、養蚕農家の支援、耕作放棄地になっている桑畑対策、そしてバイオ産業の拠点化形成の象徴的な存在だ。

古い養蚕に新しい価値を創造する未来が開こう。

 

でもこの挑戦は既に、熊本県の山鹿市では大きく進んでいる。もともと

前橋藩の武士の娘、大野なみが150年も前には養蚕技術の指導のため熊本県へ渡ったことから始まっている。その熊本ではシルク革命が動き出しています。むしろ本場である群馬県を超える取り組みです。驚くことに熊本県山鹿市では群馬県全体の繭の生産量50t(ちなみに前橋市は14t) を生産してしまう工場が完成しました。25ヘクタールの桑畑で人工飼料を作り、通年にわたって蚕飼育を無菌状態で行う工場です。この工場をなぜ群馬に作ることができなかったのか。今そのチャンスだ。古いシルクに新しい価値を付加するのです。例えば、高純度のタンパク質を活かし、衣料のみならず、食品・医療の領域でも利用できるように年間24 回蚕を飼育することのできる周年無菌養蚕システムこそ前橋市が取り組む責

任があったのではないでしょうか?

赤城山麓の遊休農地や耕作放棄地に桑園を復活させ、再び“絹の前橋ブランド”を発信

させるチャンスではないでしょうか。

※私もお蚕から生み出した人のコラーゲン乳液を使っています。

 

※下図は熊本県山鹿市のおける事業紹介から転用

#あつまる山鹿シルク

 

馴染みの薄い「昆虫ビジネス」だが、実は前橋人のDNAにはその記憶が息づいている。

新たな昆虫の価値を、再び前橋市から世界中へ発信していこう。