ドラゴンの小競り合いが続く。
黒竜の吐く火炎が空を焦がし、
高音の耳障りな鳴き声が飛び交っている。
雲間から月が出た。
月明かりの中に、一閃。
何かが煌めいた。
上空から、疾風の如くアレスが滑空してくる。
身を屈め、アレスと一体のようになったサウザードの姿が見えた。
数匹の黒竜を弾き飛ばし、ゴブリンの群の上を低空で抜けて行く。
突然の襲来に驚き
見送るゴブリン達の武器が、
錆びて崩れてゆく。
「なるほどな。なかなかいい武器を持っている。」
「陛下、大地の精霊が動きを見せています。」
「そうだ。あれほど拒んでいたのに、ついに動いた。
いざとなれば、確実に足留めの役割をしてくれよう。
ゴブリンを再び地下へ返すことも可能になった。」
果てしなく続く大群は適地から、
惜しげもなく吐き出され、
続々と城を包囲している。
鉄壁の守りを誇るアーデンの城も、
時間の問題と思われたが、
サウザードの様子は依然として、
普段と変わらない。
「戻れ。」
サウザードは短く言うと、
手にした剣を納めた。
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黒竜の吐く火炎が空を焦がし、
高音の耳障りな鳴き声が飛び交っている。
雲間から月が出た。
月明かりの中に、一閃。
何かが煌めいた。
上空から、疾風の如くアレスが滑空してくる。
身を屈め、アレスと一体のようになったサウザードの姿が見えた。
数匹の黒竜を弾き飛ばし、ゴブリンの群の上を低空で抜けて行く。
突然の襲来に驚き
見送るゴブリン達の武器が、
錆びて崩れてゆく。
「なるほどな。なかなかいい武器を持っている。」
「陛下、大地の精霊が動きを見せています。」
「そうだ。あれほど拒んでいたのに、ついに動いた。
いざとなれば、確実に足留めの役割をしてくれよう。
ゴブリンを再び地下へ返すことも可能になった。」
果てしなく続く大群は適地から、
惜しげもなく吐き出され、
続々と城を包囲している。
鉄壁の守りを誇るアーデンの城も、
時間の問題と思われたが、
サウザードの様子は依然として、
普段と変わらない。
「戻れ。」
サウザードは短く言うと、
手にした剣を納めた。
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