。..:* のほほん気ままに *:..。 -443ページ目

会いたい時には・・。

今日の(昨日の)、お昼過ぎに友達からの電話で

恩師が亡くなったと聞きました。


交通事故。

正面衝突だったそうです。

奈良のニュースでも流れていました。




中学3年生の時の担任の先生。


不登校生だったので、生涯一番お世話になった先生です。

高校の時は良い先生いなかったし・・、中学の時のこの先生が最後の先生。


気晴らしに、夜景見に連れていってくれたり

行かないのに、毎朝「行くぞーー」って迎えに来てくれたり

名字じゃなく、名前で呼ばれたり


旦那が中2の時の担任の先生だった事もあり

結婚の報告をした時



「だれ?だれや?」



って電話の向こうでたくさんの卒業アルバムから

あたしがヒントを言って、必死に当てようとしてくれてた。


旦那も横にいたので代わったら



「お前か!

 お前にはもったいないわ~!」



って言ってたって。


結婚式の時は祝辞も読んでくださって

結婚式の写真や新婚旅行の写真も見せたりして2度会いました。


それからは年賀状のやり取りだけになって

琉斗を授かってる時には

「来年にはパパとママになります!」って報告もしてた。

翌年は喪中のハガキを送ってしまう事になったけど・・

友達伝いでは、喜んでくれてたらしい。



夕方、思いつきで事故現場に行ってみる事にした。



そしたら、花束を持ってる人達がいて

同じ中学の生徒だった人達で、一緒に手を合わせてきました。



「これから顔、見に行こうと思って」



そう聞いたあたし達は

行くつもりはなかったのだけど



「もう会えないし・・」



そう聞いて、向かう事にしました。



車で30分ほどの所なのですが

もんのすんごい田舎。



中学生の時、父の思いつきで一度だけ先生の家に行った事があったんです。

とてもお世話になっていたから。


その記憶だけを頼りに・・ってあたし車に乗ると方向音痴なんですけどね


結局、迷いました・・

それでも、あいまいな記憶だったけど懐かしい感じがあって

なんとか行ってこれました。



着くと、親族や近所の方らしき人たちがずらーっと座っておられて

ちょうどお経を唱えられて終わった時でした。


一気に注目されて、一瞬引いてしまったけど・・


同じ時に来られた方は、先生の同級生のようで

名前を言って「起きぃや・・・」って。。


少しリアルに感じられて。



先生は、ただ眠っておられるようで・・


一番近くに奥さんらしき人がいました。



「あの・・どういう・・」って関係を聞かれて

旧姓を言ったら、中学の名前を言ってくれました。


あたし達を受け持ってからもう何年と経っていて

中学も何個か変わっているのに、奥さんはあたしを分かってくれました。


先生は、奥さんに色々話していたんだろうなって分かって

とてもとても嬉しかったです。


(父の葬儀の時にも来てくれたし、余計にかな)



あまり長居もできなかったし(20時回っていました)

もう会えないんだって思いながら

車に向かう道でわんわん泣きました。


きっと先生のお家の人達に聞こえてしまっただろうなって少し後悔したけど

我慢できませんでした。



あのダイナミックで

誰隔てなく、みんな同じように接してくれた先生。


大好きでした。


タバコが好きで

赤えんぴつをいつも耳にかけてた。



嘘でしょ?

なんでもう逝ってしまったの?

早すぎるよ。







明日、お通夜に行ってきます。

お仕事お休みできたら、あさってのお葬式にも。



夏休みもあと少しだったのに

今、勤務されてた中学校の生徒たちも先生に会えるのをきっと楽しみにしてたでしょうに。



悔やまれて仕方ありません。



琉斗を授かった時や亡くなった時にでも

会おうと思えば会えた。


なんで会わなかったのか・・



会いたかったよ、先生。


また大きく迎え入れてほしかった。


淋しくなるよ・・とても。。