金沢駅前ランチ開拓編です。
南町交差点から徒歩25分。 金沢駅からエスカレータで1分ほど。
駅構内の商業施設 金沢百番街「くつろぎ館」の3階にある居酒屋 八兆屋 駅の蔵 金沢駅店で、魚焼き膳¥990。
一連の金沢駅前ランチ開拓編の最後を飾るのは、駅ビル内の居酒屋さん。 こちらは、石川県民ならば誰もが知る「8番らーめん」系列のお店で、当ブログで何度か紹介した近江町市場の「市の蔵」(今年5月に投稿)の系列。
色々調べて、巡ってみて、あらためて思ったのは、近年に観光客誘致を柱に据えた再開発によってできた駅周辺は、南町界隈と比べるとリーマンのランチスポットが意外に少ないということ。 一方、市の蔵は近江町市場にあっても、リーマンに十分手が届くお値段でお魚系ランチが頂けるお店なので、系列のここならば、とやってきました。
さっそく、如何にも居酒屋さん的な、掘りごたつの小上がりに通されました。
(市の蔵と同様に)このお店でも、ちゃんとマスクホルダーを用意してくれます。
ランチメニューはこんな感じ。 やっぱり、リーマン向けのランチがありますね。 それゆえ、リモートワークが推奨される昨今の情勢であっても、ランチはそこそこ賑わっております。
お蕎麦と丼もの(親子丼、カツ丼、かき揚げ天丼、海鮮丼)の、ガッツ系セットの他に、能登豚のせいろ蒸や、月替わり膳、魚焼き膳、そして、観光客向けの郷土料理。
駅ビルながらも、1000円に収まるメニューが色々あります。 で、今回は、魚焼き膳を選択。 ご飯は白米と麦ごはんが選べ、後者にしました。 ちなみに、日替わりランチとか、お蕎麦単体、お刺身御膳などもありますヨ。
さて、畳敷きの掘りごたつから、ノンビリと窓外を眺めて待つこと6~7分。 魚焼き膳の登場です。
メインの焼き魚は、鯖のいしる焼き。 能登の「いしる」、いわゆる魚醤に漬けたサバを一夜干しにし、それを焼き上げたモノです。 随分と立派なサバですね~。
いしるの旨みをしっかり吸い込んだのか、焼きたてのサバの一夜干しからは、なんとも食欲をそそる香ばしい匂いが漂います。
脇には、薬味の大根おろしと、ラッキョウの梅酢漬け。
副菜は、鶏肉・ゴボウ・コンニャクの煮物。
麦ごはんはお茶碗一杯強か、一杯半ぐらいありました。
そして、お味噌汁と...
お新香、の構成です。
さっそく、鯖のいしる焼きを頂きましょう!
おっ、大きいだけではなく、とっても肉厚。 ホクホクとした焼きたての身は、魚汁が沁みて美味しい。
お味も濃いめで、ご飯に合います。 なにより、ボリューミーで食べ応え満点。
お味噌汁や副菜も優しい味わいで、居酒屋さんながらも、定食然とした、しっかりとしたランチメニューでした。
さて、駅周辺のランチスポットを巡ったのは諸事情が。 というか、ここが近々主戦場になりそうだから。 いったんは南町ランチにもどりますが、今回の成果もふまつつ、作戦を練りたいと思います。
魚焼き膳、美味しかったです。
ご馳走様。