基点から徒歩13分。
尾張町にある保存食専門店STOCKで、シャルキュトリー・ガリビエのリエット¥594、一つのピクルス¥410。
前回も今回とほぼ同じパターンの品を購入してます。 昨年3月21日に金沢のピクルス(プチトマト)とガリビエのソーセージを投稿しております。
お店は、武蔵町と橋場町を結ぶ国道159号線沿いにあります。
県内外のいろんな保存食を中心にたくさんの食品を取り揃えているお店。 能美市まで行かなくてもガリビエのソーセージが手に入るので助かります。
今回仕入れたのは、リエット。 豚肉を使ったパテみたいなモノ。 豚ではなく鶏肉を使ったリエットは、しいのき迎賓館にあるポール・ボキューズのカフェの前菜で何度か頂いております。 器の表面が真っ白なのは、保存のためにラードで封をしてあるから。
そして「小さなピクルス」。
お店に入ったときは「金沢のピクルス」を買うつもりだったのですが、瓶が大きくて中途半端に残っちゃうんですよねー。 開封すると意外に賞味期限短くなるし。
というわけで、3cmほどに小さく切ったお野菜を詰め込んだ「ひとつのピクルス」を選びました。
他にもオツマミを、こんな感じに取り揃えました。
こちらはリエットに添えるパンの代用品。
そして、「ワインに合う」の謳い文句で売られていたチョコレート。 ザクロ果汁を使ったフィリングが入ったダークチョコです。
これらのオツマミを楽しむための飲み物は、FRANCIACORTA ALMA CUVEE BRUT/BELLAVISTA¥3996。
箱の美しい絵柄に惹かれました。
抜栓してグラスに注いだとたん、洋ナシっぽい、甘いけれど爽やかな香りが広がります。
ほんのりとしたレモンイエローのスパークリングワイン。 予想してより甘い味わいですが、酸味と炭酸でキリッとした印象もあります。 リエットやピクルスを軽くつまみながら、のんびりと呑むには良さげ。
まずはリエットの表面を覆うラードを丁寧に取り除きます。
ところどころにハーブの濃い緑が顔を覗かせています。 ラードがなくなると、そのハーブやガーリックの良い香りが。
ピルクスのほうも蓋を開けます。 ピクルス液に浸かっているお野菜は、大根、キュウリ、ニンジン、セロリ、レーズン。
テキトーにお皿に盛り、さっそく呑みましょう、食べましょう。 世間様はGWだそうですが、負けリーマンは昨日も勤労奉仕。 せめてもの息抜きの晩酌、兼、晩御飯です。
まずはリエット。 フォークですくってみると、タマネギの繊維がしっかりとした手ごたえ。
これを頂くために、パン生地のスナックを一枚つまんで
カナッペよろしく、リエットを載せて頂きます!
旨いですねぇ。
素材は豚肉、タマネギ、ニンニク、香草ですが、保存を実現するために豚の脂を混ぜてあります。 なので、もっとオイリーでこってりしていると思ってました。 ところが実際に頂いてみると、コーンビーフよりも軽いです。 ハーブを上手に効かせていることも背景にあるのでしょう。
ボキューズの洗練された味わいの、滑らかなリエットとは違い、食べ応えのあるリエット。 これに炭酸ですっきりと呑めるスパークリングワインはぴったりマッチします。
続いてはピクルス。
実は開封したときに癖のある香りがしたので、味の心配をしてました。 ですが、ピクルス自体は酸味は抑え目で、甘さが立ってます。 どの素材にもピクルス液が程よく染みて美味しいです。 特に、セロリは独特のアノ香りがマイルドになっていて良かった。
このピクルス液自体が美味しいんじゃないかなと思い、瓶に残った液にスナックを浸してパクッと一口頂いてみました。
うん、旨い。 絶妙な酸味と甘み。
さて、リエットとピクルスを愉しんだあとはコレ。
でも、これまでチョコレート+ワイン/スパークリングワインの組み合わせってイマイチな結果が多かったのでチョット心配。
チョコ自体はダークなのでビター感があり、粒の中に入っているザクロ風味のフィリングは酸味が強めのお味。
このチョコの味が広がった口の中にスパークリングワインを流し込むと...
やっぱりビミョー。 ワインの酸味とザクロの酸味がぶつかってるような。
というわけで、これまでお酒とのコンビでほぼ全勝の、安っぽいお饅頭の登場です。
今回は豆大福。
これがね、恐ろしいことに、日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキー(ハイボール)と、家呑みのお供でマッチしなったことがない。 唯一の負け試合はビール。 さすがにビールに饅頭は合わなかった。
さっそく、お饅頭をワインとともに。
旨いわ。
当分、酒と饅頭のパターンが続きそう... 危険だ。
ごちそうさま。
今日も仕事です。























