聖書の言葉です。2/2 | 牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

48歳から28年ぶりに剣道再開。
すっかりはまってしまいました。
57歳で五段をいただきました。長年クリスチャン剣士でしたが、2010年11月に牧師になりました。これからも神と人に仕える者となっていきたいと願っています。剣道修業も続けていきます。

今週の暗唱聖句と解説を送ります。

2015524日(日)

今週の暗唱聖句と解説




生まれる前から、私はあなたに、ゆだねられました。母の胎内にいた時から、

あなたは私の神です。    詩篇2210

 キリスト教会に行って話を聞いてびっくりした事はたくさんありますが、この話も私をびっくりさせました。

 この天地が創造された時から、私と言うものがこの世に生まれる事は神様のご計画の中にあったと言う事。

 すなわち私が生まれる前、母の胎内にいた時にも神様は私の事をご存知、私を愛して下さっていた。

 私と言う一人の人格は、永遠の初めから終わりまでずっと一人の人格であり、私はこの世で一人しかいない。

 仏教の、輪廻転生の話をおぼろげながら、小さい頃から聞かされていた身としては、私は死んだら終わりか、私と言うものはなくなって何かに生まれ変わるぐらいに考えていました。

 青年期以降は、それもばかばかしい話で、私は死んだら無になる。

わたしはたまたま偶然にこの世に生れて来ただけであって、人生はこの世で生きている時だけのものである。そんな風に考え、神様の存在は心の片隅にもありませんでした。

 ところが聖書は、「あなたはあなた。この世にたった一人のあなたです。そしてあなたの魂は死んでも生まれ変わりなどなく、永遠に残るのです。」と言われてびっくりしました。

 その時に、世界に何十億の人がいても、今までに何百億人の人が生まれて死んでも、指紋の同じ人が二人とないように、あなたはかけがいのない、たった一人の神様に愛された人なんです。と言われて、妙に納得しました。

 私のようにつまらない人間でも神様は愛して下さり、その人生をご計画して下さり、私がこの世の命を終わったとしても、私は私でその魂は永遠に残るんだ。

「世界でたった一つの花」と言う歌があるように、オンリーワンなんだと言う事にです。納得し、嬉しくなりました。

 人と比べる事もなく、私は私。神様はその私を愛して下さっている。その神様を信じて歩ませていただきたいと思いました。だって永遠に私の魂が残るなら、その神様と共にいる事ほど幸いな事はないと思うのです。