母の入所しているK園で先日の日曜日、夏祭りがありました。母もきれいな服を着て、車椅子で参加。
タコヤキなんかも食べて楽しかったそうです。私は用事があって、終わった頃についたのですが、父や、妹家族、娘たちもそろって楽しんでました。
母の表情も明るい顔になっています。K園の職員の方々とも少しづつ親しくなってきました。K園での生活が落ち着いてきた感じです。本当に良かった!
土曜日の朝に時間があったので、母の車椅子を押して散歩をしました。二人で散歩をしていると、みんながいると気を遣うようなことも話してくれます。
でも、「長女の所に、連れて行ってくれるんやろ」と言われたのには困りました。私の姉は四国でいるんですから・・・・・・。車椅子で少し押せば四国の姉の家がすぐそこにあるみたいに考えているんですから???
ちょっとの時間でしたが、いい時間でした。
私は、娘の結婚話などもあり、父親としての自分があります。
家では家族の大黒柱(???)
剣道に行けば先生???。 月曜会ではまるっきり下座ですが(笑い)
教会ではたまにメッセージ。
仕事もあるし、結構忙しい。
そんな私が、毎朝、母の所に食事の介護に行きます。
K園の面会簿に、毎朝、私の名と、母の名、そして関係を書きます。
面会に来ている人は案外少なくて、3~4回に1回は私の名です。(これ、決して自慢しているんじゃないですよ)
関係のところには、妻とか、夫とか、長男の嫁とか、次男とか、書いています。
私は、いつもその欄に「子」って書きます。
これ書くとき、いつも、なんか嬉しくなります。「子」って響き・・・・・。
もう54歳ですが、「子」って書けることが、いっつも甘い響きです。
マザコンですかねえ・・・・。
「子」って書いて3階の母のところに階段を上がっていく時に、私は、父親でも、先生でもなく「子」になります。
母がたとえ動けなくても、私は「子」です。
幸せを感じています。 親御さんを亡くしておられる方、遠くでおられる方もあると思うので、こんなことを書いていいのかなあと思いますが。(皆様の祝福のためにお祈りしています)
こんな年で、毎朝、母の名を書き、関係=「子」って書ける喜びがあることに感謝しています。