昭和史においてこれ程衝撃的なクーデターはなかったと思います・・・
昭和11年2月26日に青年将校らが率いた第1師団の歩兵第1連隊、歩兵第3連隊や近衛師団の歩兵第3連隊ら総勢1,473名の反乱部隊が、首相官邸はじめ主要閣僚官邸を襲い、
当時の大蔵大臣、内務大臣、教育総監ら9名を殺害。
その後、赤坂山王ホテルに本拠を設置したが、戒厳令が布告され、天皇の鎮圧命令により29日に鎮圧されました。
クーデターを起こしてから僅か3日間の出来事でした。
青年将校らは、
軍部の方針に不満を持つ陸軍の皇道派に属していて、貧富の差が拡大し、貧しい農民らの暮らしが更に苦しくなる政治の在り方にもがまんならなかったようでした。
問題意識を持った青年将校らの行動力やクーデターの鎮圧の早さ。
同じ日本人として考えさせられる出来事です。
貝塚ひろし「実録コミックス 226事件 昭和維...
|