舞台『白痴』

 

―あなたのまわりにもきっといる。白く美しく醜悪な豚が。

「その家には人間と豚と犬と鶏と家鴨が住んでいた」

 


 

 

【原作】坂口安吾

【脚本・演出】ほさかよう

【出演】

小早川俊輔、佐伯亮、中村龍介、碕理人、二瓶拓也、谷戸亮太、熊手萌、加藤啓/木ノ本嶺浩

 

【日程】2018年3月28日(水)~4月1日(日)

3月28日(水)19時開演

3月29日(木)19時開演

3月30日(金)14時開演/19時開演

3月31日(土)13時開演/18時開演

4月 1日(日)12時開演/16時開演   

 

【劇場】CBGKシブゲキ!!

【チケット料金】6,800円(全席指定) ※未就学児童入場不可

【チケット一般発売日】3月3日(土)10時~

【チケット窓口】イープラスのみの取り扱い  http://eplus.jp

【お問い合わせ】る・ひまわり ☎03-6277‐6622(平日11時~18時)  http://le-himawari.co.jp/

 

文豪、坂口安吾の名作「白痴」を、あのダークファンタジーな作風で定評のある

空想組曲のほさかようが、“厭らし”く、且つ“滑稽”にリメイクしました。

崇高な美しさと、目を背けたくなるような醜悪さを持つこの世界で、ナイーブながら熱を持ち、美しさに心魅かれ、醜いものを嫌悪し戸惑う映画演出家の青年役を、本作が初主演となる、23歳今注目の若手俳優、小早川俊輔が演じます。

俳優陣の手腕が試される会話台詞の数々と息遣いすら聞こえてきそうな近さでご覧いただくストレートな演劇公演です。

兄妹がまぐわうようなショッキングな町は、普通なのか可笑しいのか。

いつの間にか、住人たちの姿も変化していく、、この物語は、ファンタジーなのか、リアルなのか。

けれどあなたの好きな物語の続きにきっと連なる物語でもあります。

少しの笑いと少しの苦みが残るお話。是非劇場にてお楽しみください。

 

【あらすじ】

時代は過去。舞台はこの国。戦争が起きている。

安アパートが林立し、半分以上は軍需工場の寮となっていて、そのほとんどの部屋には妾と淫売が暮らしていて、近所の商店街は荒れ、商品も無い百貨店、毎晩開かれる賭場、安酒が消費される国民酒場、それらが雑多にひしめき合う小さな町。

若手の映画演出家である伊沢はこの町の“仕立て屋”が持つ寮の一室に住んでいる。

隣家には、町でも有名な資産家ながらも「気違い」の一家が住んでいた。

ある日、気違いの妻である白痴の女が、伊沢の部屋の押し入れに逃げ込んできたかのように隠れていた。

その日から二人の秘密の同居生活が始まる。

『駄目だ。君を抱いたら、私はこの町の人間たちと同じ豚になってしまう。

…触れたい。…抱きたい。俺は、君が欲しい』

やがて起きる空襲警報。その時、伊沢は…。

―悔い改めろ。お前の物語を生きぬこと。