渡部遼介オフィシャルブログ「Ryosuke’ Note」powered by アメブロ -274ページ目

プロとしての姿勢

一之江のバイクショップに着くと、女性スタッフが明細を持ってきてくれた。そこにはバッテリーの名前しか書かれていなかった。22500円。
ちなみにネットでの相場は15000円ほど。

ぼく『工賃がないですね』
女性スタッフ『サービスです』

ぼくはバイクに限らず、明細がルーズなショップには注意が必要だと思っている。


表にバイクが運ばれてきた。ぼくが購入したときに対応してくれた店長だった。エンジンの調子は問題ないようだ。

ぼく『レギュレーターとか問題なかったですか?』
店長『電圧は確認してるはずです』

新品バッテリーなのだから当たり前だ。昔のHONDA車の弱点だから確認しているのに。
だが、プロにそれを言うことは躊躇(ためら)われた。

ぼく『・・・レギュレーターとか問題なかったですか?』
店長『スタッフに確認します』


数分後、

店長『電圧は正常です。ちなみにレギュレーターは熱に弱いんです』

だから聞いているんだ。

ぼく『レギュレーターに問題がないということですね?』

※レギュレーターとは、バイク自身が発電した電力をバッテリーに戻したりするのを調整する装置で、もし壊れていればひと月もしないうちに再びあがってしまう場合もある。
預けたときのスタッフが、バッテリーだけの問題ではない可能性を示唆(しさ)していたので、これだけは確認しなければならなかった。

というか、たんにバッテリーを交換するなら素人でも簡単な作業だ。

店長『このバッテリーはいつから使っているんですか』
ぼく『半年前にここで購入したので判りません』
店長『・・・一週間経(た)ったらまた来てください。電圧低下が認められれば問題があるんでしょう』

装置が働いているかは、エンジンをかけてその装置の電圧を測れば判ること。
購入店で修理することが話が通じてベターだろうと、遠くまでわざわざ出向いたがもう二度と行くことはないだろう。

立派な店舗だったが、最後にわれわれが求めているのは、結局はそこで働いているスタッフの、プロとしての姿勢だ。

愛情があるか否(いな)か

同性異性にかかわらず、だれかに愛情をもって接したときに、そのひとが浮き彫りになる。

もちろん、いつでも正しいとは限らない。

相手を楽しませようとして、いきなりそれらの洪水(こうずい)で飲み込んでしまったり。叱咤激励(しったげきれい)がそのまま相手の意欲(いよく)を殺(そ)いでしまったり。

けれど愛情がなければ、コミュニケーションそのものが成り立たない。

聞く方も、それが耳に痛いのかそうでないのか、という基準(きじゅん)だけでなく、愛情があるか否かを感じて欲しい。

それが無ければ、人の心は揺さぶられないから。

ぼくなら愛情が含まれていれば、どんな厳しい話しでも、ある程度は受け止めてあげたい。でも自分のストレスを解消できず、相手にぶつけてしまうひとの言葉は、内容にかかわらずつき合う義務は負(お)えない。

放りっぱなし。

バイクショップからは1週間経っても返事がこない。

店員『週末までみてください。バッテリーだけなら数日で連絡します』

と言っていたが。。。
電話をかけると、もう終わっているらしい。

店員『問題ないです。バッテリーを交換したら、動いたので』


いやな予感がした。
換装(かんそう)して走れればいい、というのではただの素人だ。

問題なのはバッテリーが寿命だったのか、それともほかの要因だったのかで、後者であれば長くは乗れない。ふたたびあがってしまうだろう。

プロが、そうした整流(せいりゅう)や電圧を司(つかさど)る装置が付いていることを、知らないわけがないのだが。