今回の読書感想文はこちら↑↑
ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜 です!!
久しぶりのビブリアシリーズが発売したので迷わず購入しました!
今回の新作のテーマは横溝正史です!!
と言っても私は横溝正史読んだことないので今度読みたいと思います😓
ストーリーは扉子が父の2112年と2021年の事件手帖を読み、その回想がメインで進んでいきます。
メインの登場人物栞子と大輔に加え、
上島家の一族が今回の事件の主役となっているのですが、上島家の双子上島春子と井浦初子が曲者😏
めっちゃ仲が悪いんです。そのせいでなかなか事件も解決しないし、それぞれの好きな本のジャンルも違う
そんな双子の起こした事件に栞子と大輔が巻き込まれていくのですが、
2012年の事件が2021年になって完全な解決へ向かうストーリー性がとてもよかったです!
2012年の事件の回想を読んで、その後2021年の事件へどう繋がっていくのか、どう完全解決していくのか、
読んでいてずっと楽しみが続く感じでした。
メインのストーリーではありませんが、第二話の『獄門島』の話で私が特に気に入ったところがあります。
扉子が『獄門島』を読書感想文のコンクールに提出したいという話になった時に、父大輔が先生に
古書店ではあるが、扉子が読む本は自分で決めていて親が口出しはしない
という事を伝えるんです。
確かに本の内容によっては殺人があったり過激な表現があることもありますが、それを含めて本であり、子供が自らそのことがわかっていて読みたいと思った時にその意見を尊重できる親って素晴らしいと思います。
最後の扉子と篠川智恵子との会話も次のストーリーを心待ちにさせてくれました☺️
今回はこの辺で、、
三上延さん、今回も楽しい物語ありがとうございます!