また大リーグのキャンプが始まり、また今年1年が始まる。日本からは、今年も一流の選手が大リーグに加わり、さらにわれわれ日本人のファンには魅力が高まる。
 私は、とくに1年目と2年目の選手には特に注目をしている。1年目の選手は、日本の野球とアメリカの大リーグの違いを肌で感じながら、それを乗り越えようと必死になっている姿が非常に共感できるからだ。日本にそのままいれば、そのように必死になることなんて新人時代の数年以来けいけんしなかっただろう。それをわざわざ日本で築いた地位・名誉などを捨てて一から、まさにチャレンジをするのだ。その姿に自分を重ねるのは自分だけだろうか?
 われわれ海外に自分の意思で海外に来る人は、おそらくみんな何かを捨ててきているはずだ。あるいはその新しい場所で成功するまでは日本に帰らない、ぐらいの覚悟をしているはずだ。そういう気持ちで海外で働いている人と、なんとなく来ている人とは、当然覚悟が違うわけで、当然ながら結果も異なる。
 このブログを読んでいただいている海外に住み、一生懸命見えないところでがんばっている人たちに、このブログを通じてエールを送りたい。