読書セラピー「賢者の一言」
谷川俊太郎
はる
はなをこえて しろいくもが
くもをこえて ふかいそらが
はなをこえ くもをこえ そらをこえ
わたしはいつまでものぼっていける
はるのひととき
わたしはかみさまと
しずかなはなしをした
谷川俊太郎 「空の青さをみつめていると」より
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今回は、谷川俊太郎さんの「空の青さをみつめていると」という角川文庫の本をご紹介したいと思います。
私は、このタイトルだけで頭をガツンとやられてしまいました。
子供の頃から青空と雲や風が大好きだった私にとっては、宮沢賢治さんの「風の又三郎」にならぶ胸を打つタイトルだったのです。
詩集なので解説はいたしませんが、ぱらぱらと気の向くままに読み進んで頂いて、心にふっと春風が吹くような文章に出会ったら、じっくりと味わってみて下さい。
それこそ、公園にでも行って、青空の下で読むのも良いかもしれませんね。
本の中から、そよそよと吹いて来る風を感じながら、心に青空を抱きしめて、いつの間にか幾千の星がきらきらと輝き出すような、そんな読書体験を楽しんで下さい😊
人間に生まれて良かった、と思いますよ 💕
「現在の地球の危機をなんとかしなくては❗️」、と行動するのも大切ですが、青空のように爽やかで、清々しく、優しい感性も必要です。
そういう感性を持った人が増えることによって、世界は平和になるのだと思います😊✨
今日も読んでくれてありがとう🙏😊💕
ゆめのなかで、かみさまとおはなしできますように🙏✨