医者に何を言われても、自分の症状の治療法方が見つからない限り、後は少しでも自分で今の状態を維持するしか今の僕に方法はなかった。

医者と言っても万能ではない!!

「良い病院の見分け方」とかという類の雑誌がでているくらいだし、医師個人としての良し悪しなぞ専門外の僕にわかるはずもない。

まして、神経内科の権威のM院長が信頼をして直接電話をかけてくれたS医師でさえその対応がわからないのだから、

今は自分のできる事を精一杯、自分でやるしか方法はない。



政治家を除いて先生と呼ばれる職業であっても、専門の知識を学び、技術を習得したにすぎない。


最初は皆素人だったはずだ。


それに、いかに優秀な医師であっても僕と同じ病状になったことはないのだから、本当の事は良くわからなくても当然である。


幸か不幸か、多少なりとも医学の知識はあったし、この1年でいろんな事を学んだ。
だから、勿論本物の医師には敵うはずもないが、実際に本当の症状がわかっている以上、過去の資料や現在の先進医学を学んで僕自身がこの病気のに対してもっと勉強をすれば、何か方法が見つかるかもしれない。

他力本願にまかせて人を責めてもいい結果は生まれてこない。


だからまずは自分の病気に対して自分で出来る限りの事はしてみようと思った。
わからない点は、専門家の意見を聞けばいい。
2人3脚でも何でもやってみないことには、先に進めない。

いきなり多くの事を望んでもしかたない。
とにかく、どこかで今の症状で病状の進行が維持してくれれば、そこから次にできる事を探せばいい。

そんな気持ちで、まずは紹介状をもってリハビリに行って見ることにした。

わかってはいたものの、どんなに力をいれても自分の意思で体が動かない事。

例えば、足しの曲げ伸ばしや中に浮かしてそれを維持する事ができないのは、やはりショックだったし、歯がゆい気持ちになった。

元気だった頃は、トレーニングマシーンで付加を着けて筋トレをしていたが今の僕におもりは必要ない。
僕自身の体が地球の重力についていかないのだかから。。。

ただ、それでもいいこともわかった。
普通なら歩く事もキツイ状態の筋肉でもバランス感覚がよかった為、多少強引ではあるが骨の力と関節で普通の筋肉を使えなくても体を動かせる事がわかった。

勿論、筋肉を使っていない以上そこにかかる負荷は大きいのだが、まったく動かなくなるよりはましだった。
リハビリから帰ってくると、それだけで1日のエネルギーを使い果たした位の疲労感はあった。

この頃から、通常の仕事は体力的に出来なくなっていった。。。


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