人の時間は出会いと別れの繰り返し。

出会いは苦手だ。出会いは突然やってくる。
僕は中々自分を上手く表現する事ができない。
だから誤解されたり、過剰評価されたり。

その時に嫌われるか、後になってあきられるか時間の差はあるももの理解されにくから、結局別れがやってくる。
僕を本当に理解してくれる人は貴重だ。

【別れから教わった事】
子供の時は、ただ単純に好きな人に夢中になって自分の思うままにその人を愛する事ができたはず。
でも大人になると皆、自分や自分の環境を守るための鎧をまとったり、自分が悲しい結末を迎える事から、上手に身をかわす術を覚えるようになってくる。

自分の事だけじゃなくても、世間体とかいろいろな問題のなかで、「傷つきたくない」その言葉が、自分に鎧を着せるのだろう。

子供頃できたのに、大人になると素直になれなくなるのはなぜだろう?
人を愛するの事に、子供も大人もあるのだろうか?
未だに、その感覚が僕にはわからない。

必ずではないが、人は何かを得た時、何かを捨てているのではないだろうか。
自分でも気づかないうちに。だって、すべてを全部抱えこんで生きてゆく事なんてできないのだから。。。

それは、人との別れだけじゃなく、時間。思い出。環境。
もしかしたら自分自身かもしれない。
逆に考えれば、何かを失ったからこそ、今ここにいる自分があるのではないだろうか?

日本人は変化を嫌う。
我慢する事を美徳としている所があるのかもしれない。

僕は変化を恐れない。
自分は常に変化していくものだと思っているから。
もちろん、核となる大切なものは変わらないけど。。。

別れはとても辛く、とても悲しい。
自分の意思で別れを選ぶ時、否応なしに別れざるを得ない時は特にそうだ。
だけど、だからこそ、別れを大切にしたい。
特に、結果として最終的に相手の為になるのであれば。。。

海外でのヒッチハイクの旅でもそれを教わった。
海外では、別れ際に「Good Bye (さようなら)」とは言わない。
「See you…(またいつか)」と言う。
次にいつ会うのかもわかないのに。。。

それでもやっぱり別れは辛くて悲しい。
だけど、僕は彼女に伝えなければならなかった。
これ以上、彼女をまきこんで、迷惑をかけるわけにはいかない。
だから、決断した。



「See you (サヨナラ イツカ)」。。。と




喜びや夢ばかりじゃない
つらい思いさえ ひとりきりじゃ出来ぬことさ
ここにいるのも

お前が目の前にいるならいい
ステキな今宵を分け合えりゃ
また逢えるまでは この時を忘れないでいて。。。

(旅姿六人衆 by サザンオールスターズ)

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