市民総合体育館での修行は休み。

朝の天気予報で「気温が上がる」と言っていて、その通りに日中は暑い一日になった。

朝はまだぼうっとした空模様で、多少肌寒さも感じていたのに、日中の車の中は夏だった。

コロナ禍の中、市議会の申し合わせである議場でのマスク着用を拒否し、辞職勧告決議をも拒否していた大分県臼杵市の若林純一さんが、このたびの臼杵市議選挙で最下位で落選した、とのニュースがあった。

新型コロナウイルスやマスク着用に対する考え方はそれぞれあるだろうけど、少なくとも議会という公的な場所で決めたルールなら、守ろうよ。

僕が勤めている体育館にも、普段の利用の際のルールはあるし、コロナ禍で新たに決められたルールもある。

利用者一人ひとりがそれぞれの思惑で勝手な行動を始めてしまったら、逆にそれぞれが迷惑するので、ルールを守らない人を見掛けたら、この掃除のじいさんは注意をするのだよ。

山口県のとある町で、町が間違って振り込んだ4630万円を、振り込まれ口座の持ち主が「金は動かしたから返さない」と返還してくれない、とのニュースもあった。

本人は「罪を償います」と言ってるらしいが、自分の口座に見慣れない額の入金があったなら、動かすも何も、まずは確認しないか？

なんだかわけの解らない事件（⁈）だが、金を返さなければ財産などが没収されるようなので、この方、今からでも遅くないので返しなさいよ。と思ってしまう。

知床で観光船の事故があった。

僕は北海道出身で、故郷の海といえばサロマ湖だったから、海って穏やかなものだと思っていたが、ある時サロマ湖の外、オホーツク海を見る機会があり、海ってこんなにも荒々しいものなんだと、畏怖の気持ちが湧いたことがある。

まだ不明な方々が、無事に発見されることを願おう。

今日も地元の柏原公民館に寄って、少しばかり打ち合わせをした。

その後スーパーに寄って買い物をした以外は、あれこれのニュースを気にしながらも、ずっと本を読んで過ごした。

『編集ガール！』（五十嵐貴久著）。

主人公は、三十歳間近で出版社の経理に勤めるOL。

ふとしたことから新雑誌の編集長を任されることになった、奮闘の物語だ。

僕自身、グラフィックデザイナーとして、何冊かの単行本の装丁をしたり、雑誌のレイアウトをしたり、編集デザインやDTP（パソコンでの編集作業）などの仕事をしてきているので、面白く読むことが出来た。

紙の本や雑誌の未来は決して明るくはなく、書店の数も減っている現状は、本作りに関わってきた人間にとって淋しいものがある。

だからこそ、とにかく本を読むことで少しでも、本の良さを伝えていきたい、と思いながらの今日の散歩、5.7km。

若かりし頃は、一日に二冊くらいの本は読めたのだが、いかんせん目の悪さや集中力の持続が難しく、数日かけてようやく一冊の本を読み終える程度になってしまったが、まあコツコツと毎日少しずつ紙の本を読んでいこう。

あついぞ、狭山！