今朝も空はどんよりとしていて、あれこれあって落ち込み気味の心が、ますます暗くなりそうだ。

厚顔無恥に生きているようだけど、これでも結構些細なことに気を揉むタイプでもある。


土曜日なので、修行先の市民総合体育館には、ちびっ子たちの利用もあり、そこそこ賑わっている。

体育館の正面玄関の先にはテニスコートが16面もあり、今日は関東学生選手権(だったかな⁈)が開催されていたので、体育館の内外ともに人が多かった。



今日は午後番もあったので、毎度言うが、色気も面白味もない自作のお弁当をお昼に食べ、午後も頑張って動き回った。



幸いにも一日中曇ってはいたが雨が降ることはなく、外干ししていた洗濯物も、しっかりと乾いていた。



実家で暮らしていた十八歳までは、自分が帰る家があることに何の疑問も持ってなかった。

だからというわけでもないが、上京してからの借家住まいも《いつかは実家へ帰る》との思いがあって、持ち家にこだわることはなかった。


その北海道の実家を、この夏に解体することになり、そのことはまあ問題ではない。家財の始末など事前にやらなければならないことはあるが、とにかく解体の準備は始まっている。



問題は、土地。

土地を残しておけば、小さくてもまた家を建てられる可能性はある。

ただし『北の国から』の黒板五郎のようにはいかないだろうし、まあ多分建てられないだろう、とは思う。

自分の〝故郷〟としての場所を、残しておきたいだけなんだろうな、と思いながらの今日の散歩、8.2km。



体育館からの帰り道、曇天に鮮やかな色の花が咲いていた。

どんなに曇っていようと、花は〝我関せず〟と、自分の存在を示している。


まああれだ、とにかく実家の解体前に一度帰省し、じっくりと我が家を見て回ろう。