水無月になりましたが、爽やかで清々しい1日だった埼玉南部地方です。
午後からいつもお世話になっている、よみうりカルチャー町屋センターで
苔のテラリウム講座でした。
その前に、
今朝8時~の日テレ情報番組「スッキリ」情報です。
星野リゾート系のホテルの苔ルームに関連した、苔情報満載の内容だったのですが、
その一部に苔のテラリウム作りのレクチャーを担当したのがこけっぴでした。
こけっぴ関連で番組で放送したのは、レクチャーとイロイロなサンプル作品を含め2分位だったと思います。
取材はまる2時間かかりました。
簡単な作り方から、凝った作り方まで殆どフリートークで説明しました。
いつもの講師業と同じスタンスで、ワールドに入り、取り直しもなくスムーズに
取材が進みました。

サンプル写真も、作品の位置を変えたり、照明を調整したり、カメラアングルを
変えたり等等、ディレクター・カメラマン・照明さんが納得がいくまで、
何度も撮影して、1作品撮影するのに10分位かかる事もありました。
作品を引き立たせる一番ベストの状態で撮影したいという、プロ集団のこだわりを感じ、こけっぴにおいてはとても刺激になり勉強になりました。
こだわりが詰まった2時間の取材を2分で綺麗にまとめ上げていく編集は、
「流石!」と見ていて思いました。
2時間の取材が、2分の結晶になって皆さんに伝わったと思います。
テレビ画面上で、サンプルの苔も一葉一葉際立っていて素敵でした。
本当に丁寧に取材をして頂いたスタッフの方々に感謝いたします。
ありがとうございます。
スタジオにサンプルで飾ってあった作品の解説は以下の記事でご覧になれます。
苔庭キットやLoRoの苔ハットも出てきてクリエイティブ性を感じました。
本上まなみさんが苔好きとは知らなかったですね・・・・・。
こんな感じで放映されました。


軽井沢の白馬に乗った王子様の結婚式のテラリム。
元宝塚歌劇団月組の男役だった「遼河はるひ」さんがスタジオで手にしていた作品です。

谷中の夕焼けだんだんの猫のテラリウム

クリスマスのテラリム。解説中苔の葉を選定するシーンで使われてました。








「スッキリ」を見た後に準備をして、よみうりカルチャー町屋センターに
行ったのですが、日本テレビも、よみうりカルチャーも読売グループで、
教える内容もたまたま朝放映したコケのテラリウム講座で、全てがシンクロして
こけっぴ自身が一番ビックリでした。
「先生、朝見ました!」が生徒様の今日の挨拶でした♪
とりあえず準備完了です。

内容はこけっぴしか教えてない「究極の苔テラリウム」宙を浮く杉玉?苔玉?モスボール?マリモ?を伝授しました。
皆さんの見方によってイロイロなオブジェに見えると思います。
熱帯魚好きな方にとってはマリモに見えると思います。
日本酒が好きな方は青々しい杉玉を見ながら、いつも新酒を飲んでる気分を
味わえます!
土を使わないで苔のテラリウムを作るのがこけっぴの作品の特徴です。
よく、古タイヤの上や、ブロック塀に苔が生している姿をみるかと思いますが、
苔の栄養分は土ではなく、水と光だけです。あくまでも何かの物に吸着する為の
仮の根っこ(仮根)があるだけです。
そんな科学的根拠を説明した上で作ってもらいました。

円柱のビンのサイズに入る様にアラハシラガゴケを丸めるのがコツです。
又、苔が生した時に一回り大きく事も加味して気持ち小さめに作るのもコツです。

長方形のケースにはヒノキゴケ・アラハシラガゴケ・ハイゴケをふんだんに使い、お好きな心象風景を描いてもらいました。
自然美処は人それぞれなので、皆さんの好きな情景を引き出すのがこけっぴの仕事です。
作品に足し算、引き算してイロイロとご提案をしました。
最後にフィギュアの置いて完成です。

では、皆さんの作品を紹介します。
苔がなじむと本当に大自然の縮図になってきます。
宙を浮く苔玉テラリウムは苔生すとこんな感じになります。











作品は毎回完結しますので、途中入会は可能です。
お申し込みは直接よみうりカルチャー町屋センターまでお願いします。
インフォメーションを記載しておきます。