Eテレで毎週木曜午後11時25分から放送されている『亀田音楽専門学校』という番組がなかなか面白い。
校長の音楽プロデューサー亀田誠治さん(東京事変のベーシストと紹介した方が通りがいいかも)とゲスト講師がJ-POPのヒット曲に隠された秘密を解明していくという番組。
先週の放送では、「フライング・ゲットのメロディー学」と題してシンコペーションを用いることによって、楽曲の表情がグッと豊かになる様子を解説していました。
何が面白いかって、テクニックが使用されている例として紹介される楽曲の幅の広さ!
狭い意味でのJ-POPだけではなく、アイドル歌謡、ニューミュージック、70年代歌謡まで、日本の音楽すべてが対象になっているところです。
先週は、「波乗りジョニー」、「ゲレンデがとけるほど恋したい」、「空と君のあいだに」、「Can You Keep A Secret?」、「世界に一つだけの花」など、
「ツンデレのシカケ術」と題してキメやブレイクを解説した先々週は「どんなときも。」、「流星のサドル」、「ハッとして!Good」、「硝子の少年」、「プレイバックPart2」など縦横無尽。
音楽の知識に乏しくても、このテクニックがどんな楽曲で使用されているのかを考えるだけで楽しい時間が過ごせます。