ちょっと特定されたくないので大会名や個人名は伏せて書きますわ。ここ1年以内くらいにあった話です。
(昔の自分だったら名前とか普通に出してたかもなぁ。大人になったわw)
一応、特定はされない程度に大会の説明をしておこう。女流プロが数人参加でMリーグルールです。自分が不快に感じたことが起きたのは最終戦でのこと。
最終戦、自分は少しプラスで10万点近いトップを取れば別卓次第では優勝もあるかなといった感じ。同卓者は下家に女流プロ、対面に現在1位のA、上家はたぶん圏外だと思われるBという面子。
自分は南家で対局がスタートした。南家なら親が2回出来そうかなと。
けど、現在1位の対面のAが切るのがやや遅い。このAとは前に別の大会で同卓したことあったのだけど、その時はそんなに遅くなかった気がする。
そして、女流プロからリーチが入って20秒ほど長考した後に手から現物が切られる。まぁ、ここは分岐などもあるし難しい所だったのかもしれない。が、次巡も同じくらいの時間を使って、手から出てきたのは現物の牌。
自分はこの時に、こいつ、明らかに時間稼ぎじゃね?と思ってしまった。いや、手牌を見てるわけではないからわからないけどね。本当に難しい場面だったのかもしれないしね。
それ以降も切るのはやや遅めに自分は感じた。
結局、南2局の自分の親が始まった時に時間切れの合図が鳴った。女流プロがトップで対面のAが2位、自分は3位だった。
大会の結果はAは2位で終わって、こういうことを言ってはいけないかもしれないけど、自分は心の中でガッツポーズをした。あんなのが優勝じゃなくて良かったなと。
ただ、最終戦は上家のBも女流プロも、どちらかと言えば打牌は遅い方だったからAだけを一人悪者にするのはちょっと違うかもしれないし、先にも書いたように、手牌を見てるわけではないからもしかしたら本当に難しい場面だったのかもしれない。それでも、この半荘を打ってた自分はAが時間稼ぎをしながら打ってるように感じた。
この日にTwitterで呟こうかと思ったけど、冷静に考えて時間稼ぎも戦術の1つなのかと考えたら、自分が悪いって言われる可能性もあると思って言うのは止めた。
正直、大会だけでなく時間打ち切りのノーレート麻雀などで、自分が優位の時にゆっくり打つのは戦術のうちに入るのだろうか?
自分はそんなのは戦術ではなくて卑怯だと思っているのだけど、時代などを考えると自分の考えがずれてるかもしれないんだよね。
麻雀というゲームの良い所でもあり悪い所でもあるのは、一人の打牌に時間制限がないところだ。極端な話、毎巡、1分かけてもルールとしては問題ないわけである。
実際、某女流プロの大会でメンチンの待ちがわからずに3分くらい長考したしね。(あれ?もっとだったかも)長考したけどチョンボするというね・・・。
将棋や囲碁みたいに一人の打牌の時間制限をつけるのは難しいだろうしね。
これは永遠のテーマなのかもね。