先月末の話になりますが
 
 
 
世界体操につづき
世界新体操も見に行ってきました。
 
 
 
 

 

↑入口前に設置されてたフォトスポット
 
 
 
 
 
 
過去に何度か書いた通り
私は昔、器械体操をやっていたことがあるので
 
器械体操の試合は
何度か生で見たことがあるんですが
 
新体操の試合をちゃんと見たのは実は初めてで
めっちゃ新鮮でした。
 
 
 
 
 
 
器械体操の試合よりも
会場がコンパクトで
客席と競技マットが凄く近かったです。
 
 
それに、選手も関係者も観客も
大半が女性だったのもあってか
 
 
器械体操よりも
かなりアットホームな印象の
試合でした(世界大会なのにね)。
 
 
 
 
 
 
 
ただ、世界大会らしく
随所の演出はめっちゃ派手で
 
 
とくに最初の選手紹介は
選手がスタイルが良い&露出度の高い衣装を着ているせいか
ミスコンかよ
って思いました(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私が見に行ったのは
個人総合の決勝だったんですが
 
18人の選手が
1分30秒の演技を4回やることになるので
相当時間がかかるんじゃないかと覚悟していました。
 
 
 
 
けど、1人演技したら得点が出るまで待つ
フィギュアスケートや器械体操と違って
 
新体操は得点待ちの間に
次の選手がどんどん演技をしていく方式だったので
意外とテンポ良く進んでいきました。
 
 
 
 
衣装もビジュアルも美しいお姉さまたち(笑)が
次から次へと出てきて
芸術的な演技をどんどん披露していくので
 
途中で中だるみしたり飽きたりせずに
最後まで楽しむことができました。
 
 
 
 
 
 
 
 
個人総合決勝の出場選手は
東欧の選手が大半で
それ以外の国もイタリア・ドイツ・ブラジルだったので
アジア系は日本だけでした。
 
 
 
そんな中、喜田純鈴選手が8位入賞
大岩千未来選手も13位と大健闘。
 
そもそも、個人総合の決勝に
日本人が2人も勝ち残ってる時点で
感動でした。
 
 
 
 
あと、全体的に笑顔で演技している選手が多く
とても楽しそうに見えたのが印象的でした。
やってる本人は多分超しんどいと思うんですが、そんな中笑顔で演技できるのはマジで凄い
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世界選手権の決勝なので
出場している選手たちは当然
超一流なわけですが
 
中でも
ロシアの双子ちゃん、アヴェリナ姉妹の演技は
次元が違いました。
 
 
 
素人目で見てもわかるぐらい
種具操作・手数が多い。
そしてミスらない。
 
 
 
当然点数も段違いで
他の選手は23~24点ぐらいが平均だったんですが
アヴェリナ姉妹は28点台を連発していました。
姉アリーナのフープの演技が、ミスしたらしく24点台だったんですが
素人には何をミスしたかさっぱりわからんかった(解説が欲しい!!)
 
 
 
 
姉妹2人ともそうですが
特に妹のディナは、演技後の笑顔や所作が
かつての女王アリーナ・カバエワを彷彿とさせる感じで
 
カバエワ世代の私としては
とても懐かしいノスタルジックな気分になりました。
 
 
 
 
結局妹のディナが1位、姉のアリーナが3位だったんですが
表彰式も2人でキャッキャしてて
めっちゃ可愛かったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に余談ですが…
 
 
 
競技が終了して帰る間際に
(個人的に)ちょっとした嬉しいサプライズがありました。
 
 
 
新体操協会の関係者として
エフゲニア・カナエワさんも来日していて
表彰式のメダル授与等をされていたんです。
 
 
 
カナエワさんは
2009年から2011年の世界選手権で
個人総合3連覇を達成し
 
しかも
2009年と2011年大会では
個人全種目完全制覇を達成
(2010年もロープが銀だっただけで他は全て金)
 
 
 
更に五輪では
2008年北京大会と2012年ロンドン大会で
史上初の五輪2連覇を達成しているという
 
新体操界の超レジェンドです。
日本人で例えるなら、体操の内村選手やフィギュアスケートの羽生選手並みのレジェンドなのではなかろうか…
 
 
しかもビジュアルもめっちゃ綺麗。
 
 
 
 
 
そんな人が、帰り間際に
私の目の前を颯爽と通り抜けていったんですよ。
マジで至近距離で。
 
 
 
 
 
 
(私の画力ではさっぱり伝わりませんが)
いや~美しかったですね。
 
 
正直これだけで
見に行った甲斐あったわ!!
 
とマジで思いました(笑)。