なんて長いこと放置していたのでしょう。

今年はたくさんの事がありすぎて

落ち着いてブログを書く余裕のない状態。

そして気がついたら9月も終わる・・・。

 

で、10月はこれが来ます。

 

なんと今回20回目。

びっくり。

ほんとよく続いたものです。

 

それもこれも支えてくださるスタッフの皆様、

そして足を運んでくださるお客様のおかげです。

どんなに感謝しても足りないくらい。

ありがとうございます。

 

よくプログラムが「難しい」とご意見いただきます。

だけれど、定期演奏会に限っては

私たちが「素敵な曲、素晴らしい作品」と思うものを

選りすぐってお届けしようとしきてました。

もちろん多少の妥協はしつつ、ですが。

(本当は近現代が大好きなワタクシ。だけど戦後の作品はほぼプログラムに載せてこなかったのです)

 

イベントでの演奏や、チェロ講座では

軽いものも、有名どころも解説つきで楽しく演奏するのですが。

 

定期演奏会に限っては、自分たちへの挑戦でもあり、

お客様にとっても、新しい発見、知らない世界への扉でありたいと

願ってきました。


 

というわけで、こんな我儘演奏者の難解プログラムに

今まで付き合ってくださった皆様、

そして、今年も来てくださるだろうお客様

 

「難しかったけど、いいもの聞かせてもらった!!」

と言っていただけるよう

「元気出た!エネルギーもらった!」

と言っていただけるよう、

精進して参ります!!!!

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。

 

気がついたら前回の更新から

1ヶ月近くたってしまっているではありませんか。

気がつかないうちに世の中は2023年卯年へ。

 

12月、色々ありました。

須賀川ロータリークラブでの演奏

米屋さんでのコンサート

 

そして私のコロナ感染。

自宅隔離1週間。

なんとか治ってよく週末には

 

文化センターにてクリスマスコンサートに賛助出演

 

そして、コロナでお休みした分のレッスンを

年末最後の週で挽回

29日にピアノトリオのリハーサル。

30日、31日におせちの準備プラス大掃除。

普段サボっている細かなところに埃が溜まりに溜まっていて

ゴミも山のように出るわ出るわ。

 

あっという間に元旦に。

お雑煮と簡単なおせちでお祝い。

だけどお休みだからってちょっと凝った料理も。

豚の塊をローストしてみたり

オックステールを煮込んだり。

そうそう、京都の母から神馬堂のお餅を送ってもらったので

今年のお雑煮は丸餅でした。

 

仕事初めは4日。

これもピアノトリオのリハーサル。

 

そして昨日からレッスン再開。

 

最初の生徒は去年音大に旅立った元生徒。

帰省中なので一度見てほしいとのこと。

 

チェロはもとより人間的にも成長が見られ、

嬉しい限り。

豊かな音楽経験をしているようでこれからが楽しみ。

 

そしてレッスンの合間に

9日の第九の演奏会のためガガっと練習しています。

 

そして、その1週間後にはピアノトリオのコンサート

 

 

ビートルズのピアノトリオ版とか(アレンジがなかなか良い)

ピアソラなども加えて

最後は名曲ベートーベンの街の歌で締めます!

 

なかなか楽しい演奏会になる予感。

 

まだお席あるかもしれません。

 

さーて、もう一踏ん張り頑張るぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

え〜!もう12月なの!?

って感じですが、11月末から相変わらず走っております。

 

 

12月5日にクローズドのミニコンサートがありました。

 

依頼が来たのはそのちょうど10日前。

最初は「ピアノと一緒に」ということで気軽にお受けしたのですが

その数日後

「会場にピアノがないし、電子ピアノも持ち込めない。チェロソロでお願いします」

とのこと。

えらいこっちゃ!

後7日しかないではないか。

 

チェロソロの曲は数曲弾けるものの、

クリスマスソングも入れて

クラシックに馴染みのない人でも楽しめるもの

となると・・・。

 

楽譜探しからしている余裕はないので

手持ちのピアノ譜からアレンジすることに。

「ホワイトクリスマス」と「クリスマスメドレー」

アレンジが仕上がるまでに丸3日。

 

構成を考えつつ、手持ちの曲と組み合わせてプログラムを決め

通常のレッスンの合間を縫って練習と仕上げ。

 

12月なんて、いつ来たの?

て感じ。

 

まあ、12月8日にもソロミニコンサートがあるから

同じプログラムでいいか。

早めに仕上がったと思えば。

(最初はもう少しハードなものを入れる予定だった)

 

そうしてコンサート当日。

 

やはりソロは緊張するものの、20分弾き終え会場を出たところで

お客様から呼び止められ、

 

「8日のコンサート伺う予定です!今日はいらっしゃると知らなくて、びっくりしました!!!」と

 

なんとも偶然。

お声がけいただいて嬉しい反面

「あちゃ〜」と心の声。

 

2回続けて全く同じ曲を聴かせるわけにもいきません。

 

というわけで急遽変更。

当初予定していたハードプログラムに切り替え。

 

火を噴きながら必死に練習中でございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかり者で強面の酒好きという印象を与えるご面相なのですが

実はとってもスカでポカの下戸。

 

先日も夜の駐車場で出口と対向車に集中するあまり

車止めの上に乗り上げるという経験をしたばっかり。

パニックのあまりポーカーフェイスでアクセルをふかし

後輪もしっかり乗り上げてクリア。

幸い車体には傷なしだったけど、

同乗者は相当怖かった模様。

 

どうも何かに集中すると周りが見えなくなるというか

すぐパニックになるというか

酔っ払ってもいないのに

コップを倒して慌てて瓶まで倒すタイプ

 

先日もカフェで打ち合わせの後

見送られて車に戻ったら鍵が開かなくてパニック。

バッグの中に鍵はないし、

慌てて元の席に戻ったら、携帯、コート、車の鍵まで忘れて置きっぱなし。

残っていた方の呆れ顔とお見送りの方の苦笑い。

楽器を持っていても色々やらかしている。

 

楽器を背負っていて深々お辞儀をして

ケースで相手の頭を強打してしまう(友人がTwitterで言ってたやつ)

 

数人で歩いていて振り向きざまに前の人の後頭部をぶつ。

おしゃべりに夢中になり、左へ体を捻って右隣の人の膝裏にケースを当てて

膝カックンさせてしまう。

 

そういえば

パリに住み始めた頃

まだメトロの改札が

 

改札

 

 

こんな感じだった頃、

チェロケースを背負ったまま通過しようとして挟まり

にっちもさっちも動けなくなったのは私です。

 

 

 

あーもう、時が経つのは早いなぁ。

前回投稿してから忙しさと疲れで更新を怠ってしまいました。

11月2日に大槻公民館でレクチャーコンサート

4日に新譜が届き、レッスンの合間に慌てて譜読み。

7日は東京でリハ。

13日に郡山交響楽団のコンサートでした。

その後はしばらくゆっくり自分の練習をしようと思っていたのだけれど、

12月8日のイベントでソロ演奏時間が15〜20分ある事が判明。

大慌てで選曲、練習の日々が再開したのでした。

 

で、12月の大きなイベントがもう一つ。

久々の良作のピアノソロコンサートです。

 

フランスのお話を交えながら、

フランスの曲をお届けします。

我が家にあるフランスの絵も出張するみたいですよ。

 

まだお席わずかですがあるそうです!

 

 

 

前回更新してからあっという間に2週間。

ふくしまチェンバーオーケストラの公演も無事終了。

(牛田くん素晴らしいモーツァルトでした)

そして5日後に須賀川のパーティで演奏。

 

それから29日には郡山ジュニアフィルハーモニーの本番でした。

ジュニアは時間が合わず当日のみの参加。

9時からのリハでサラッと弾いたあと、13時30分から本番。

 

いや〜怖かった。

しかもプログラムの4曲とも未経験。

そして大変難しい。

大汗かきました。

多分2キロくらい減ったんじゃないかな。

その後食べまくったのですっかり戻しましたが。

 

そして今日は大槻東地域公民館へ。

11月2日のこすもす学級で2時間の講座を受け持っています。

 

レクチャーコンサート形式。

でまずは楽器の紹介。チェロとはピアノとは〜

から始まって

室内楽と一口に言っても実際どんな事が起こっているのかを

ベートーベンのソナタ3番1楽章を細かく解説しつつ

聞いていただこうと思っています。

 

なんだか芸術の秋だねぇ。

 

 

 

木曜日から始まったリハーサル 

 

 

懐かしい顔ぶれと初めて会う人々。

毎日車で福島市まで通うのは気疲れするけど

普段と違う刺激があって

考えさせられること多々あり

 

たまにはぬるま湯から出て自分を揺さぶるのも大切。

今日のリハでは牛田智大さんとピアノコンチェルト初合わせでした

美しい伸びのある音色と音楽性。素晴らし!

 

さて、いよいよ明日本番です。

 

そして、予定より早く終わったおかげで

帰り道少しだけ青空を楽しむ事ができました。

今日のささやかな幸せ

 

 

 

 

 

定期演奏会も無事終わりあっという間に1週間近く立ってしまいました。

 

image

 

いくら歳を重ねても緊張はするものですね。

もうそろそろ悟りを開いても良さそうなものなのに。

楽しかったけれど同時に課題もたくさん見えてきて

自分の至らなさが身に染みて。

 

いつまでも登らなくちゃいけない山があって

ため息と同時に、少しでも前に進みたい意欲も湧いてくるのです。

 

image

 

東京から駆けつけてくれたお友達とささやかな打ち上げ。

 

そして一息着く間も無く7日に華の湯さんでパーティ演奏。

 

そして来週はこれ

 

 

楽しいコンサートになりそうですよ!

ぜひ聴きにきてくださいませ!!

 

 

ドビュッシーやラヴェルの曲の多くは

メロディーとハーモニーではなくて

映像をそのまま音で表現したような音楽。

 

風に吹かれて木々が揺れ、枝から離れた木の葉が

鏡のような水面にポトリと落ちて水紋が広がる。

 

みたいな。

 

抜き足差し足夜道を歩き立ち止まって辺りを見回す。

悪戯を仕掛けて誰かさんの驚く様を想像してククククっと笑う

 

とか

 

窓を叩く雨音がどんどん激しくなり

心配になって窓の外を見ると

そこに妖精が姿を現し

その妖艶な姿と

 

この辺りに活動写真、つまり映像が見れるようになったのも

要因の一つかも。

 

つまり、音符が聞こえては行けない世界なのです。

 

10月2日の定期演奏家に弾く予定のSyrinx

「パンの笛」

原曲はフルートソロなんだけど、今回はチェロ編曲版

 

これぞドビュッシーの独特の世界。

 

私の勝手な脳内再生映像はこんな感じ。

 

 

旅人が夜迷い込んだ森。

不思議な空気の中どこからともなく笛の音が

それと共に木々が騒ぎ出し、

森の精たちが姿を現す

彼女らは美しく妖艶で

旅人を誘惑し翻弄し、

そして一抹の風と共に消えてしまう。

残された旅人とかすかな笛の音。

 

 

 

 

フルート原曲はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

先日東京へ行ったついでに弓の毛替え。

 

パリから帰ってもうそろそろ7年。

けれど、一番困っているのは気に入った楽器工房が見つからないこと。

 

何人か紹介されて行ったけれど、

よし、この人に預けよう、と思える職人さんに

なかなか巡り合わない。

 

みなさんそれなりに整えてくださるのだけれど

「基準値」に合わせているような感じがして。

 

私が求めているのは楽器の声を聞いてくれる職人さん。

楽器の個性を伸ばしてくれる人。

 

基準値なんてすっ飛ばして、

「どうしたらこの楽器が生き生き鳴ってくれるのか」

を探ってくれる人。

 

本当ならもっと足蹴しく通って様々な工房にお邪魔すべきなんだろうけれど

地方住みの弱みで時間と距離に阻まれ

そうそう行けない。

 

 

そろそろ楽器の調整も出したいところ

どうしようか・・・。