このブログは

2010年5月に白血病を発病し、
2017年9月(満24歳)まで、
命の限りを精一杯生きた息子との日々を綴ったブログです。
 
流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星
 
何も悪いことをしていないのに
突然、謂れのない罪で牢屋に放り込まれた感じだった。
 
めっちゃ楽しかった学生生活が。。。
 
野球も、学校も、バイトも
何もかも楽しくて楽しくて。。。
 
高校の時と同じ。。。
 
鼻血が止まらないこととか
微熱が続くとか
内出血が増えてくるとか
気にかけていたが、
 
脾臓が悪くなるという症状で
再発が分かるなんて。。。
 
肩が痛かったのはなんだったのか。
これについては後で分かることになる。
 
「俺、どうなるん、死ぬん?」
 
「なんで、おればっかり。。。
 前におかん言ってたよな。
 
 
 もっと素晴らしい人間になる為に
神様が試練を与えたって。
 その壁を乗り越えられる選ばれた人にだけ
試練がやってくる。
 だから乗り越えたら、幸せな人生が待ってるって・・・
 
 「抗がん剤治療辛かったよ。
 野球も犠牲にしてがんばったよ。
 神様は、また野球させてくれへんの?
 
また、前と同じ個室で頭からふとんをかぶって
長い間、顔を見せなかった。
 
 
前と同じ美人の担当医のK先生が残念そうに現れ
 
「これからどういう治療をしていくか考えよか」
 
前と同じ面々の看護師さんが、温かく
 
「おかえり」
 
と、気遣いの笑顔で迎えてくれた。
 
 
 
{0D1291EF-1B72-42AF-8CE3-0CDB15270C58}
また、本当に多くのお友達や先生から励ましの言葉をいただいた。
 
も4つ目
 
今後の治療は骨髄移植を勧められた。
 
今後、抗がん剤治療をしても完治する可能性はかなり低くがん細胞だけがどんどん進化するらしい。
 
選択肢は移植しかなかった。
 
前と同じか、更に徹底的に抗がん剤と放射線でがん細胞を殺す。
 
良い細胞もがん細胞も無くなったところで移植。
 
 
そして親の血液を採取し、息子に移植できるかの結果を待ったが、答えはNG🙅‍♀️
 
 
兄弟は極めて型の近い血液と言われるが、一人っ子なのでその可能性も消えた。
 
別のドナーからの提供を待つ事になった。
 
 
 そこで待ったをかけたのが息子が赤ちゃんの時から👶可愛がってくれた私の妹🙋‍♀️🙅‍♀️
 

骨髄移植絶対あかんで!
 

息子にとって本当に良い治療は何かいつも考えてくれた。
 
この日から治療について迷走を始める事になる。