第一歌集「風の挽歌」 | 「風の挽歌」

「風の挽歌」

葛原りょう×高坂明良ブログ


テーマ:
短歌歌作20年目を記念して、歌集「風の挽歌」を
月光文庫として出版してから二か月余り経ちました。
おかげさまで、売れ行きは順調とのこと月光の会編集部より、
喜びの一報をいただきました。
ブログにも付けているように、「風の挽歌」は私の中で温めていた言葉であり、
出版が叶い喜びひとしおです。



涙無しでは読めない8ページに亘るすばらしい跋文を書いてくださった
福島泰樹師匠に、そして歌集を編集してくださった月光の会に、
なにより、お手元に置いてくださった読者の皆様に感謝を。

私の歌人・俳人名は髙坂明良(こうさかあきら)と言います。
私の好きな戦国武将、髙坂弾正昌信から名字をいただき、
名は自分の存在を明らかに良しと、自分自身にエールを送るために命名しました。


 「親友がいない」と言ったきみの眼に映る「わたし」がいっぱいになる


 運命はまだ伴走者ひた奔る列車車輪の火花愛する


 世界をデッサンせよ! パッションの竈に神も悪魔も燃して


 老婆のやうな自転車漕いでゆくのだよ ギイコ、ギイコ、と骨を鳴らして


 絶望を旗とし天(そら)へわが骸、苗床にして咲き出づる歌


 ぼろぼろとはどういうことだ人間は雑巾ではない冗談ではない


 血の上に血のアスファルトその上に皮フ一枚で歩く肉叢(ししむら)


このような私の一つ一つを遺書として書いてきた歌に、
跋文として福島泰樹師匠はこう喝破しくださった。
ただただありがたく、頭を垂れた。

「敗北を敗北し続けることを自明とした血染めの決意表明。
そうだとも髙坂明良よ、奇跡のように今日も生き、皮膚一枚晒して笑って歩いてゆけ。」

短歌は4、5000首。俳句は6000句。詩は4000ほど書いてきました。
手製の私家版、詩・短歌・俳句アンソロジーを暗い4畳半で黙々と作り続け、
詩集はお金がかかるので、まだ二冊しか上梓していない。
第一詩集「朝のワーク」、第二詩集「魂の場所」……。愛憎極まる二冊となった。
しかし感謝だ。思えば遠い処へ来たものだ。
一五の時、ヘルマン・ヘッセに出逢い、
武者小路実篤の新しき村で農業修行をし、その後の遍歴は激動を極めた。

生き苦しい10代20代だった。30の半ばからようやく落ち着いたが、
朗読と音楽一体のワンマンライヴを積み重ね、
バンド「ムジカマジカ」を結成し、
念願の「文藝ムジカ」を立ち上げ、
いまはまた、茫漠たる荒野に身を置いている。
おおいなる不安に打ちひしがれているが、俯く青年から、
頭を上げる壮年としての道を歩いてゆくのだ。

歌集「風の挽歌」はAmazonでも売られています。
大型書店に置かれている可能性がありますが、全国書店で注文お取り寄せ、
または直接メッセージでご注文頂けたらと思います。
送料込みで2000円とさせて頂きます。

サインご希望の方は「サイン希望」と添えてください。
ご注文の方のお名前と私のサインを書いて、
振込先を添えてお送りさせていただきます。

 髙坂明良(葛原りょう)拝

葛原りょう(朗読絶唱バンド・ムジカマジカ)さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス