父の日に寄せて。 | 迷い猫の見聞録

迷い猫の見聞録

「しなやかに美しく」をモットーにジャンルにこだわらず、
いろんなことに興味をもって、一日一日を大切に生きています。

昨日は、
父の日でしたね。

父の日が近くなると、
私は、
一青窈さんの
ハナミズキ

アリガ十々
を聴きたくなります。

ハナミズキ
を聴いて、
父の気持ちに想いを馳せ、
アリガ十々
を聴きながら、
父に自分の気持ちを伝えています。


父の古い友人で
私を幼いころから
みてきてくれた方が
いるのですが、
その方が、
親の愛
というのは、
口づけ程度に
伝えるのが
丁度良いのだか、
君のお父さんは
君を抱き込んでしまう。
僕は、
君が窒息しやしないか
と心配だ

おっしゃってくださった
ことがあります。

確かに...

何気なく私が口ずさんだ歌を
数日後、
家でこれ見よがしに
大熱唱したり、
(カラオケバーで
猛特訓していたそうです)
姉が海外旅行から
持って帰ってきた
エコバックを
気に入って使っていたら、
なんだか趣味がイマイチの
エコバックを大量に携えて、
海外出張から帰ってきたり、
(全然エコじゃない)
親族顔合わせの時は、
義父につかみかかり、
あわや刃傷沙汰!になりかけ、
それを聞いた伯父を
大の大人が
そんな子供じみた真似をするな!
おりょうちゃんの幸せを考えろ!
と大激怒させたり、
(思えば、結婚式までが一番大変でした...)
寅さんが父親になったら
こんな感じかしら?
と思うような人でした。

父は父で、
いろいろと許容してくれていた
のかもしれませんが、
生前は
正直に申しますと、
息苦しさのようなものを
感じていました。

けれど、
死んでしまうと
不思議なもので、
そんな父に会いたいなぁ
と思うこともあり、
いやいや、
三途の川を挟んだくらいが
丁度いいわ

慌てて
考えなおしたりする
不肖な子
です。


今でも、
父や義父に助けられている
と感じることが
多々あります。

父や義父が照らしてくれる
光の中を
私は歩んでいる
と。

本当にありがたい存在です。