愛の反対は、憎しみだと思うかもしれません。


愛の反対は、罪悪感です。


罪悪感ということは、自己否定。


罪悪感は、自分が本当に向かいたい方向と違う方向を向いてしまっているシグナル。


本当にやりたいことや感じることがあるのだけれど、マインドによってそれを禁じてしまって、違うことをやったり考えたりしてしまっている。


そんなときに罪悪感は現れる。


マインドは基本的に「~すべきだ」「~するべきでない」というように、義務感じみた不安を投げ掛けてくる。それに惑わされると罪悪感が出てくる。


じゃあ反省しなくていいの?と思うかもしれない。


そうではない。


反省があった際、スピリットに向き合うことができていれば、罪悪感というよりも愛情を感じるはず。


自己否定というよりも、前向きな気持ちが生まれるはず。


反省はあってもいい。



私たちは感情に対して「NO」ということはできない。

「YES」しか言えない。


つまり、「こんな感情やだ!」って思っても、

それは、「こんな感情、YES!」と言ってるのと同じこと。


振り向ける先を変えるしかない。


どうせ同じようにいろんなことを考えたり感じたりするんだから、気分がよくなることを考えてる方がよっぽどいい。


いつなんどきも気分がよくなることを考えちゃいけない、なんてルールはないのだから。


そう感じるのなら、それは自分のマインドが自身を縛り付けている。



愛ではなく罪悪感を感じ取っているのだとすれば、それは本当の自分にとって不本意な発想を持ってますよ~っていうアラームが出ているということ。


そして、それに対して、

「罪悪感を感じるなんてとんでもないことを!」というような自己否定もしない。


とにかく、見る方角、気持ちが向かってる方角を変える。


疲れてるな、自分を責めてるなと気づいたら、気分がよくなることを考えるようにする。


ポエムでも日記でもいいから、気持ちを書き出してみる。


頭や心の中でぐるぐるしている「何か」を、

「表現」(アート、作品)に変えてしまう。


そうすれば、もうその気持ちは「自分のもの」ではなくなる。