パドレス・松井裕樹(AP)

◆米大リーグ パドレス―マーリンズ(27日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 

  パドレスの松井裕樹投手が27日(日本時間28日)、マーリンズ戦にリリーフ登板した。

 

  2-1と勝ち越した8回先頭で登板。先頭のベタンコートをスライダー3連投で空振り三振。チザムには外角低めへのスライダーをうまく左前へ打たれ、俊足で二塁に進まれた。だが続くデラクルスを右飛とし2アウト。3番ベルの打席で三塁へ盗塁されたが、集中を切らさず、最後はフルカウントから94マイル(約151・3キロ )の直球を内角へズバッと投げ込み、見逃しの三振を奪った。

 

  これで6登板連続で無失点。一時4・08まで悪化していた防御率は3・00となった。

 

  前回登板は25日(同26日)のヤンキース戦。7回2死一、三塁まで投げて降板。得点圏の走者を引き継ぎ、今季14発のソトとの対戦を迎えた。カウント3|0からスライダーとスプリットストライクを奪い、フルカウントとすると、高めのスプリットで二ゴロに仕留めた。8回も続投。この日4試合連続17号を放ったジャッジを先頭打者で迎えると、カウント0|2から3球勝負のスプリットで見逃し三振。続くバードゥーゴを投ゴロ、スタントンを空振り三振に仕留めた。メジャーを代表する打者を相手に、1回1/3をパーフェクトリリーフした。