ヤンキース戦に登板したパドレス松井裕樹(AP)

パドレスヤンキース>◇25日(日本時間26日)◇ペトコパーク

 

  パドレス松井裕樹投手(28)がヤンキース戦で7回のピンチに登板し、強打のソトを抑えて火消しに成功した。

 

  0-4の7回2死一、三塁で、先発右腕シースの後を受けて2番手で登場。打席には前日にダルビッシュから14号2ランを放つなど、昨オフにパドレスから移籍した今季絶好調の2番ソト。初球から3連続ボールとなったが、スライダーとスプリットをゾーン内に決めてフルカウントとし、最後は高めのスプリットで二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。 

 

 続く8回もマウンドに上がり、初回にメジャートップタイの17号2ランを放った先頭ジャッジは2球で追い込んでから最後はスプリットで見逃しの3球三振。続くバードゥーゴは強い打球を自らさばいて投ゴロにし、3人目スタントンはフルカウントからスプリットで空振り三振に仕留めた。

 

  松井にとってはこれが初のヤンキース戦での登板だったが、ソトから始まるメジャー屈指の中軸打線を完璧に封じ込み、自身は5試合連続無失点とした。