裸足 教育効果 研究         松浦弘泰

「裸足」と聞いて昔ながらの裸足教育を思い起こすと思います。ここで述べる裸足は「古くて新しいもの」、裸足によって身につく 体の使い方を明らかにし、効果を検証します。


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 スポット的な裸足の講習に行って感じることですが、受講される方はどうしても足の裏や脚のことを気にされます。直接摩擦を受ける部分で在り、地面反力を身体に伝え、身体からの力を地面に伝える部分なので、当然と言えば当然なんですが・・・・。

 

ただ、そこの部分は私が裸足で運動をしていて、あまり意識はしていない部分なんです。

 

 さらに講習の中で気になる部分は「骨盤が動かない」「背骨の使い方」。

 

1回の講習では正直、骨盤や背骨の詳細な部分まで講習しきれないのが現実です。

 

もっというと、骨盤や背骨に意識がある方でも間違った使い方をしている方も多くいるのも事実です。

 

ということで、今日は、骨盤背骨について書いていこうと思います。

 

【背骨について】
 背骨は1本の骨ではなくて、「椎骨」と呼ばれるブロックの形をした骨がいくつも積み重なってできています。

 


 これを頭のほうから順番に、「頚椎」が7個、「胸椎」が12個、「腰椎」が5個、そして一番下の大きな骨を「仙骨」と呼んでいます。
 

 仙骨の下端には退化した尾骨がついています。頚椎から腰椎まで、骨の数は併せて24個あります。

椎骨と呼ばれるブロックの数は決まっています。頚椎は7個、これが人によって8個だったり、6個だったりということはありません。そればかりか興味深いことに、哺乳類の頚椎の数は基本的には7個です。ネズミのような小さな動物も、キリンのように首の長い動物も、1つ1つの椎骨の大きさや長さは異なりますが、頚椎の数は7個です。胸椎は12個です。胸椎には肋骨がついています。


 腰椎は5個です。でも人によって4個だったり、6個だったりすることがあります。5個の人が80%、6個の人が15%、4個の人が5%位といわれています。

 

 その下の仙骨は、もともと5個に分かれていた骨がくっついて1つの骨になったものです。もし4個の骨がくっついて仙骨を作っている場合には、1つ骨が余ってしまいますので、見かけ上腰椎が6個あるように見えることになります。


 背骨は前から見るとまっすぐ、横から見るとわずかにカーブしていることがわかりますね(これを生理的弯曲といいます)。


 頚椎と腰椎は前に(前弯)、胸椎は後ろに(後弯)カーブしています。赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときには、背骨はみんな後ろにカーブしています。


 お座りし、ハイハイするようになると頚椎の前弯が、そして腰椎の前弯が形成されてきます。ですから、2足歩行においてはこの時期は重要な1年間ということになります。

 

【生理的湾曲】
 直立して生活している人間にとってこの生理的湾曲はとても大切な役割を担ってます。

 

 重力や地面からの衝撃をを分散するとともに、身体に伝わった力を外に向けて放出するバネつまり‘サスペンション’の役割をしているのです。

 

 この湾曲が少なくなったり、大きくなりすぎるとクッションの役割が弱くなるので筋肉の負担が大きくなり、長期的にわたると骨が変形したり、腰痛や肩こりと行った様々な症状がでてくることとなります。裸足的にいうと、このクッションが使えない場合には下肢のみの力によって、走ったり、運動しなければならないということになります。

 

 背骨が24個に別れているのにも大きな理由があります。骨1つ1つは、腱や筋肉でつながっています。つまり骨1つ1つで衝撃を吸収し、伸張反射を起こすとともに、頸椎ブロック、胸椎ブロック、腰椎ブロックのS湾曲を使う、ダブルサスペンションにより、一部に負担なく、衝撃を吸収し、少しずつの力を合わせ大きな力を生み出しているわけです。

 

古武道の世界では、背骨1つ1つを意識し使いこなすということが言われていますが、それはこのような意味合いがあるのだと思います。

 

背骨には「体を支える(支持)」「体を動かす(運動)」そして「神経の保護」の3つの大切な役割があります。

 

 皆さんが座ったり立ったりすることができるのは、背骨が体を支えてくれるからです。荒川静香さんのイナバウワー、覚えていらっしゃる方も多いと思います。あんな華麗な技も背骨が1本の硬い骨では無く、1つ1つの骨が少しずつ動くから可能になります。決して、背骨の一部を使っているのではなく、1つ1つの骨を少しずつ、ずらして使っているので、優雅でしなやかな曲線に見えるんです。

 

 一流選手の動きが滑らかに水が流れるように見えるのに力強いのは、一部を使うのではなく、パーツ1つ1つを少しずつ使うからなんですね!

 

【頸椎について】
 頭の重さは体重の10%ほどあると言われています。体重が50kgであれば約5kgです。


 米ニューヨーク市の脊椎専門のクリニック ケネス ハンスラージ氏(Dr. Ken Hansraj )の研究によると、頭を前に傾けていく角度が増すにつれて首への荷重も増えていくことが明らかになりました。

 


 肩と耳の前が一直線にならんだ角度0度のとき頭の純粋な重さ約5kgが首にかかります。頭を前に傾ける角度が増すにつれ、15度で12Kg 30度で18Kg 45度で22Kg 60度で27Kgと負荷が強くなっていくそうです。

 

 負荷のかかった頭を支えるために首の筋肉も過剰な緊張状態を強いられることになります。

また、よく観察すると頭を前に傾けるにつれてバランスをとるために、背中は後ろへと傾いて猫背が増強されていきます。骨盤はそのバランスをとるために当然前へと出ていきます。つまり、頭のポジションによって、背骨の生理的湾曲が崩れていくことになります。

 

では、一体どんなポジションが良いのか??

 

それは、カンベル平面というポジションです。通常、運動をしているとき一般の多くの人はフランクフルト平面のポジションではないでしょうか?

 

 医学用語では、鼻と耳を通る面を「カンペル平面」、眼と耳を通る面を「フランクフルト平面」と呼びます。これは、歯科医などでかみ合わせをみるときに使います。

 

 フランクフルト面が地面に水平になるように構えると、眼の筋肉や首・肩周りも緊張してしまいます。しかし、カンペル平面を水平に保つと、眼を始め上半身をリラックスして構えることができ、パフォーマンスの向上が期待できるということです。

 

宮本武蔵の「五輪の書 水の章 兵法の身なりのこと」という著の中に出てくる一節で、「鼻すじ直にして、少し頤(おとがい)を出す心なり」という言葉があります。
「頤」(おとがい)とは「下あご」の意味で、「鼻筋を垂直に保ち、少し下あごを出す」姿勢ということになり、カンベル平面によって構えるということになると思います。

 

 このカンベル平面のポジションは、気道が広がり、呼吸をしやすくなるポジションとも言われています。運動において呼吸は大切ですよね!逆に、フランクフルト平面のポジションは骨格的に、やや下を向いているポジションで、頸椎の生理的湾曲を崩し、ストレートネックになりがちになるそうです。

 

サニブラウン選手や中田英寿選手、イチロー選手、ファラー選手などの画像を見てもカンベル平面となっている画像が多いですね!

 

なんか中途半端ですが、ちょっと長くなってきたのでこの辺で! 今日は終わりにします!

次回「骨盤・背骨について Part2」をお楽しみに!

 

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