いってらっしゃい。 ありがとう。 | 干物女 母になるの巻

干物女 母になるの巻

ぐーたら最高!
手抜き最高!
お昼寝最高!

育児・・・大変!!

真っ白フェレットの、ジロ。

クロ白フェレットの、ハジ。



親友が妊娠を期に飼えなくなって、二匹の里親に私達がなって今年で5年目。


ハジは9年生きて 2020年の12月老衰で亡くなった。眠るように穏やかな最期で。


ハジが大好きだったジロ。

どんな時もそばにくっついて走って 暇さえありゃハジの耳をペロペロしてたジロ。

そんなジロはハジが亡くなってからめっきり元気がなくなった。

元気印のジロなのに、ずーっと寝たきりになってしまって。今年の2月くらいから後ろ足に違和感を覚えた。あるきにくそうな。

その後病院へ。脾臓が腫れているとの事と腹水が溜まってるとの事。(インスリノーマだと思う)


治療方針を話し もう歳だから手術とか体に負担になる事はしないほうがいい事と

私達は延命よりも、緩和治療を希望した。


治る病気なら治してやりたい。けど

もう治らないのならば、少しでも その時が来るまで痛いことはやりたくないし、楽にしてやりたい。

そう決まってステロイドを服用した。


6月くらいから、発作がおきるようになった。

それは月を跨ぐ度に頻度と回数が増えた。

後ろ足も引きずるようになってしまい、トイレが間に合わなかったり寝たまましてしまったりで。


発作の都度ブドウ糖をあげたり 薬をあげたりしていたけれど、本当に辛そうで治まるまで撫でてやることしか私にはできなかった。


そんな中 子猫のちるがやってきてジロは少し元気になった。

ハジの居ない寂しさが少し吹き飛んだかのように、ちるがいなくなれば探して、ケージからでてお散歩できるまでに元気になった。


そんなジロの姿を見て私達は安堵して

ちるの存在が少しでもジロの元気玉になれればと嬉しかった。


2021/9/1 前日のよる発作が起きた。

いつものように治まったけれど、この日は起き上がる元気がなくずっと同じ体勢で寝ていた。


昼すぎころから 薄い鼻血を出しはじめて

あぁ、もうジロは限界なのかもしれないと。


夜になるとくちからも薄い血が出始めて呼吸も苦しそうだった。

21時過ぎ痙攣を起こしたりし始めた。今までで一番苦しそうで。辛そうで。

辛い姿を見てるのが可哀想で。言い方は悪いけど首絞めて今すぐにでも楽にしてやりたいとも思ってしまった。


22時過ぎには発作と痙攣がおさまり、昏睡状態になった。ジロを枕元におき、さすりながら見守った。

ふっと一瞬眠りに落ちてしまって。

時間でいうと10分くらいのあいだだと思う

その間にジロは天国へと旅立ってしまった。


はっ!と起きた時 ジロの顔を見て

最後は見てないけどきっと安らかに亡くなったんだと思った。

口も閉じていて、目も眠ったままの姿だったから。きっと昏睡状態のまま呼吸がとまったんだろうと。暴れたり藻掻いたりしたら、きっと私が起きて気づくはずだから。


ありがとうと抱きしめて。

山田に報告して。親友に連絡して。

エンジェルケアをして。


そして今日。



立ち会い火葬にて ジロは天国へと旅立ちました。

この2年間でお父さん、るう、ハジ、ジロと看送ったけれど、慣れることはない。

笑顔で送ってやりたいのに。

目からポロポロずっと涙が出て。

こんな安らかで可愛い顔して。今にもおやつくれ〜ってむくっと立ち上がりそうなのに。


もう焼いたら二度と肉体に触れられないなんて。

この瞬間がほんとに悲しい。


肉体はあっても魂はいないとわかっているのにね。亡骸ですら可愛いと思ってしまうバカ親でとうしようもないね。


ジロジロと可愛がってた息子は ジロはお空にいくんだよ。と教えると意味がわかったようで

ずっと悲しい悲しいと言っている。

命は終わっていくけれど、私達がちゃんと覚えていてあげれば心にずっと生きてるからね、なんて難しい言葉はまだ理解できないけれど


きっと生と死に触れて 小さい息子なりに何か感じ取るところはあったと思う。


ジロがいなくなって 本当に寂しくて。

毎日ウンコがついた洗い物も介護も体拭きも

大変じゃなかったといったら嘘になるけど

そんなのは居なくなることに比べたら全然辛くないよ。たくさん迷惑かけていいから、戻ってきてほしいよ。


それは私の想いで ジロにとっては辛い肉体から開放されて楽になるなったんだよね。

もう、戻りたくないよなぁ、そりゃあねー


大好きなハジに会えたかな。きっと会ってるはず。るうこにも会えたかもしれないね

るうとジロはいい意味で仲良しだから、喧嘩しないでよ、頼むよ。


ジロの命のバトンはしっかりとちるに受け継いだからね。安心してねんねしとき。

わたしが死んだら虹の橋に迎えにいくから。

その時はちゃんとついてきなさいよ。

あ、山田が先にいく可能性もあるけど、私じゃなきゃだめよ。なんて。


大好きなジロ。

たくさんの幸せをありがとう。

そして、じろを託してくれた親友。ありがとう。

飼えないなら最初から飼うな!!と当時は怒ったりしたけれど

結果的には私と山田は二匹からたくさんの愛と幸せをいただきました。

ハジもジロも幸せだとおもってくれたらいいなあ。


ずっと大好きだよ。ありがとう。
また、会おうね。