山村美紗サスペンス名探偵キャサリン~花の棺~(シャーロット・ケイト・フォックス) | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
 
 
 
美しい京都の名所を舞台に、アメリカ副大統領の娘キャサリンが事件を解決するこのシリーズ。山村美紗の有名作でありながら、映像化では外国人の女優さんが主演したことは少なく、
シリーズ化された、かたせ梨乃さん版では、日本人女性カメラマン希麻倫子、通称キャサリンに辻褄が合わせられています。←これはこれで好きでしたが・・・・。
 
さて、こちらの作品は連続テレビ小説マッサンに出演したシャーロット・ケイト・フォックスさんがキャサリン役を演じ、原作通り、アメリカのターナー副大統領の令嬢という設定になっており、パートナーの浜口一郎は谷原章介さんが演じ、京洛大学の歴史学科准教授という設定になっています。
他にも、一郎の叔父、浜口外務大臣を里見浩太朗さんが、山村美紗サスペンスに欠かせない山村紅葉さんが元気な嘱託のおばちゃん、京都府警の橋口捜査主任を宇梶剛士さんが演じていて、キャストはバッチリです。
残念ながら2作で止まっていますが、今夜はU-NEXTで第1作を観ながら寝たいと思います。
 
 
アメリカのターナー副大統領と、娘のキャサリンを二条城へ案内していた浜口外務大臣の近くで爆発音が炸裂する事件が起きた。SPは副大統領一行を安全に退避させ、京都府警が現場を捜査するが、目的や犯人は不明のまま。
日本での公務を終え、帰国の途につく副大統領だが、キャサリンはターナー家の家業ホテル事業の為に日本に残るという。
爆発事件のことを案じたターナー副大統領は、旧知の浜口外務大臣に娘のことを託す。浜口外務大臣は、京都の歴史に詳しく、英語に堪能な甥の一郎を勝手にキャサリンのエスコート役として紹介してしまう・・・・。
 
キャサリンは、ターナー家が全米で経営するホテルチェーンに日本伝統の生け花を置く為に華道界のパーティーに招かれる。
東流家元の東堂(竜雷太さん演)、京流家元の西川(榎木孝明さん演)、新流家元の山野華子(濱田マリさん演)が次々に自派に誘い込むが、キャサリンは東流の高弟・小川麻衣子(笛木優子)に生け花を習いたいと固辞する。
 
だが、その麻衣子が毒殺死体となって発見された・・・・。