本日のテーマは太宰府天満宮です。地元なので楽しくてしようがない(笑)。
平安時代前期に、学者の家系に生まれ、33歳で文章博士、そして、藤原氏独占
状態の公卿(閣僚)の中で、右大臣まで昇進。
左大臣・藤原時平の企てで大宰府に左遷。
上写真は、福岡市天神の水鏡天満宮。大宰府へと左遷された道真が途中で
川面に映った自身の憔悴した顔を見たと云います。
その2年後、道真は都に戻ることなく、亡くなりました・・・・。
しかし、その後に朝廷で起こった数々の不幸から、道真の怨霊が原因として
太宰府天満宮で天神(雷神)として祀られています。
戦火で焼失した太宰府天満宮を現在の形に復興したのは小早川隆景だったん
ですね・・・。彼は他にも福岡市の筥崎宮を復興しています。
現在の社殿は小早川隆景が寄進したものです。
旅人もちょっとだけ登場して・・・・ないか!?(笑)
因みに、太宰府天満宮参道脇には、かつて清国北洋艦隊旗艦を務め、
日清戦争中に威海衛で自沈した戦艦・定遠の装甲が門扉として残されています。