「んーーーっまっ!」

 

って聞きましたよね?

最終日のユンギの「んーーーっまっ!」ですよ。

 

私、ラップについても全然詳しくないので単なる好みの問題なんでしょうが、ユンギのメロディアスというか流れるようなラップ(きっとテクニック名があるんだろうけど知らぬ)が本当に好きで、ライブになると余計にそれが際立つようで、その「んーーーっまっ!」(何回書くん?)の前の部分で充分に、はぁ〜、素敵やんか、になっていたのに、最後に来ます?

ユンギのソンキスも珍しいけど、「んーーーーっまっ!」はダメだって。

あんなの心の準備なしで来られたら、え?え?幻?ってなりますよ。

 

同じ幻を見たと思った方々がその後、あれは幻じゃなかったよ、ってたくさん挙げてくださっているので無事に確認できたわけですけども(薄目ね、薄目)。

 

ユンギが素敵すぎた〜。

なんですかあのサウンドチェックでの自撮りの恥ずかしがりっぷり。(あぁ、ノーメイクユンギ好き)

明らかに他の人たちと様子が違うのよね。

本公演とのギャップに本当に本当にやられます。

 

でも最終日の優勝は、オールバック銀髪のジン、そしてメガネ。(アイウェアって言えって?いえ、メガネです)

ヤバすぎですよ。なんですか?何が起こったのですか?

 

実は仕事と被っていて、買ったはいいもののチラ見しか出来ず、結局は夜になって薄目視聴となってしまったのですが、ジンのオールバック+メガネはダメでしょー。

しかも何?あのメガネはユンギさんから移動したとな?

WWHが際立って、なのに顔を真っ赤にしてるとことか、今夜はもう眠れそうもないな、って思いましたよ。

 

何度もジョングクと間違えてしまう花柄セットアップも良かったけど、ベストを着ただけでサトシにしか見えないナムジュンも、スラックスに白Tとハットであんなに上品に仕上がるテヒョン、髪型中学生なのにどうしてあんなにオラカッコよくなるのか不思議なジミン、ベストを着てもサトシにならず奇抜なのを選んでもいつでもおしゃれなホソク、なぜかアメリカでは特にヤンキーになりたがるジョングク、ツアー開始当初はあのパステルテロテロに違和感しかなかったけど、結局はなんでもOKになってしまったユンギ。

 

ステージングも素晴らしいし、楽しんでいる7人の姿は見ているだけで幸せだけど、シンプルに本当にみんなカッコイイな〜、ってただただそう思った最終日。

 

 

名残惜しむように、心残りのないように、楽しんで終ろうっていう感じがメンバーから伝わってきて、このPTDコンはこれがファイナルなんだろうなぁって思ってみていたら、やっぱりそうみたいですね。

そもそも1回だけのスペシャルになるだろうから目一杯盛り込んでやろう、で始まったセトリだから、きっともう2度とこんな感じのはないだろうなぁとも思っていたし、現地に行けた人は本当に羨ましいです。(血汗涙はどうしてもうやらないのかな?)

 

韓国では制限が解除になったはずなので、ファイナルはもう一回だけソウルで歓声ありでやっても良かったんじゃないかなぁ、とか勝手に隣国から想いを馳せたり。

 

カムバとFESTAが絡むのでその時にマスターがあるかも?

って期待しちゃいますが、5月にはBBMAsがあるので再度渡米すると思うし、時間があるのかなぁ、とも思ったり。

前みたいにカムバ期出ずっぱりとかはたぶんないと思うので(寂しいけど)、だから逆にマスターはあるかも、と思っています。(あったらいいよね。日本じゃないけど)

それにしても日本の解除はいつになるんだい?(早くして欲しい)。

 

最終日のメントはいつも感動的で、終わりの時に感傷的になるのは当然で。

みんな良かったですよね。

みんな同じ気持ちだろうと思うけれど、ホソクのメントには泣かされましたよね。

 

ホソクに「ダンスを褒められたい」と前から言っていたジン。

褒められると本当に嬉しそうで。

パフォーマンスに関してめちゃくちゃ厳しくて、コンサート中ですら全体のバランスを見ているように見えるし、雨のソウルの時もそうだったし、今回のジンの不在も相当に気を遣ったと思う。

 

そのホソクが言ったってことが本当に大きいんじゃないかなぁ。

 

実際にコンサートを見ていても、スムーズに入れるところではスッと入り、またスッと抜けていて、本当に違和感がなかった。

あれって難しいと思うんですよね。

この前のテヒョンとか昔々のジョングクとか、脚に怪我しちゃうと完全離脱になってしまうから仕方ないけど、ジンはまだ歩けるだけにずっと座っているってのも寂しいし、でも激しい振りは無理だし、だからって出入りがスムーズじゃないと悪目立ちするし。

 

本当に違和感を観客に持たせず、大事なところはちゃんと入ってパフォーマンスするっていうのは、ホソクのいう「努力」だと思います。本当に。

 

ジンの言った「死んでもステージに上がる」は本心だったと思うし、それを叶えてあげるべくメンバー、スタッフが協力したのだろうなぁ、って思う。

そしてその努力を人に見せたくないであろうジンをわかった上でのあのメントだから、また私たちファンの心を打ったんだろうなぁと思う。

 

言われたジンは顔を真っ赤にして恥ずかしがったし、その後のメントでもやっぱり迷惑を掛けたことを気にしていたけれど、嬉しかっただろうなぁって思う。

テヒョンがいつだってジンの自虐を断固許さない所も、ジョングクがいつも靴紐を結んであげるのも、ナムジュンはいつもそっと隣にいる感じがするのも、本当にみんなが長男を愛しているのが伝わって来ますよね。

 

アメリカ入りしてからずっとどの集合写真でも左手を隠していたジンが、最終日の写真だけ出していたのは偶然かもしれないけれど、いつでも素敵なところだけ、ポジティブなところだけをファンに見せたいと思っているジンの気持ちがホソクのおかげで少し楽になったのかもしれないなぁ、と思って。

 

ホソクは言わなかったけれど、ジンの怪我だけでなく自分の感染、ジョングクの感染があって7人揃ってステージに立てるかすらわからなかった3週間前。

ホソクのステージングにおける責任の重さって、1番自分がわかっていると思うから本当に辛かったと思う。

だからこそ、飛び抜けて楽しんでいたように思うし、ラスベガスの時間を余すところなく使っていて、それを私たちにも共有してくれていたなぁ、と感謝の気持ちでいっぱい。

 

ナムジュンのメントも良かったですよね。

ソウルでは本当に眠れていなかったのがあらためてわかって、時間差でグッとなっている私ですが、今回の最終日のメントで1番印象に残ったのは

 

「僕たちはお互いのすべて」

 

という言葉です。

 

わかっていますよ、こんなの詭弁だって。

 

実際は私たちにも生活があるしすべてじゃないけれど、心はすべて捧げてると言っても言い過ぎじゃないと思う。

私たちファンからすれば。

 

でも彼らにとってはこれは夢であるとはいえ仕事であり、アミがすべてなわけなんてない。

 

でも、これをリップサービスだと思えないのは何故だろう。

ツアーファイナルの感傷的な気分がそうさせているのかもしれないことも、もちろんわかってるし、言葉でなんていくらだって言える。

 

それでも。

 

彼らが辛い時や悲しい時に私たちの存在が彼らの助けになれていたら嬉しいし、とても幸せな時に私たちを思い出してくれたり、彼らの幸せの時間を私たちが作ってあげられたらファンとしてこんなに幸せなことはなくて。

 

最近のナムジュンの言葉を拾っていると大変なことの方が多そうだからこそ、こんな風に思っていろいろなことを乗り越えようとしているのかもしれないなぁ、と思うと、この言葉をちゃんと受け止めたいし、この言葉通りだと伝えたいと思った。

 

少なくとも、私たちファンにとってBTSはすべて、だと。(私たち、じゃないかな?私だけかも?)

 

あぁ、気持ち悪い。

気持ち悪いこと書いちゃってるなぁ、って思います。

 

でも、音楽と言葉だけでしか繋がることができない間柄でいる以上、言葉に込める以外に感謝や愛を伝える方法がない。(こんな事をここで書いても伝わるわけはないけれど)

 

たとえファンサービスでもリップサービスでもああやって推したちが言ってくれるのだから、喜んで騙されようと思う。

 

アイドルが言う「お互いのすべて」なんて、一見すれば薄っぺらくて、こそばゆくて、こ恥ずかしい言葉を信じられてしまう自分は幸せだと思うし、でもだからこそ彼らの一挙手一投足に浮かれたり落ちたりしてしまうのだろうと思う。

 

カムバが来る。

嬉しいけれど正直に言ってちょっと怖い。

この感じ伝わらないと思うんだけど。

 

元いた所に戻るべきかもしれない、と言ったナムジュン。

誰も予想のつかない人を招待している、とも言っていた。

 

それが超大物とのコラボとかではなく、違う意味で驚かせてくれたらいいなぁ、なんて思ったり。

驚かせてくれなくてもいいから、自分たちがやりたい音楽を聴かせてくれたらいいのになぁ、と思ったり。

 

花様年華が匂わされているけれど、当然だけどあの当時のままなわけがない。

私たちもあの当時に戻って欲しいと思っているわけじゃない。

 

防弾少年団にとってのターニングポイントだったことは間違いない花様年華。

次のチャプターへの扉ってことなんじゃないかなぁ、って私は思っている。

 

もう「少年団」ではなくなった彼らが次のチャプターへ。

 

今回のPTDコンのセトリを思っても、今までの集大成のような感じを受ける。

 

次はどんな彼らなのか。

少し怖いけど楽しみに待ちたい。