合成洗剤の害

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合成洗剤の害

合成洗剤で洗った衣類を着用すると、残留した洗剤が皮膚から吸収され、血中・体内の臓器(特に肝臓・腎臓)に入り、害を与えます。
もちろん、1ヶ月や短期間の使用で身体に異常が出るような洗剤製品は少ないでしょうが、洗剤に含まれる危険な成分は、長期にわたり体に蓄積され、10年後や20年後に異常が現れることもあり得るのです。

1.皮膚への影響

手指先のひび荒れ、指紋がなくなるなどの主婦湿疹といわれる皮膚病の原因の多くは、石油系合成洗剤によるものです。
さらに、湿疹、かぶれ、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎の原因も、合成界面活性剤が体内に蓄積されてホルモンバランスを崩していることによる可能性が高いと言われています。
合成洗剤、または柔軟仕上げ剤で洗った衣類を着用し続けますと、アトピー性皮膚炎の症状や下着・オムツかぶれが一向に改善されません。

2.高い発ガン率
合成洗剤はタンパク質を変質させ壊します。
変質した細胞はガンの素となり、発ガン物質の働きを強め、ガン発症率が高くなります。
では、この危険な合成洗剤は、一体いつごろから作られたのでしょうか?
第一次大戦後に石けんが不足し、安価に大量生産する為に開発されたものが合成洗剤です。

合成洗剤は、もともと洗浄力が弱く、泡切れ・汚れ落ちの悪い洗剤でした。
洗浄力は、当初から石けんの方がすぐれており、なんとか石けんに近づけようとしましたが及ばず、ついに汚れ落ちの悪さをごまかす為に、蛍光増白剤を使用し「白く染めるニセの清潔さ」が考案されました。
蛍光増白剤とは、発ガン物質であり白く染める為の有毒な染料のことで、一度衣料に付着すると一年は取れないと言われています。

合成界面活性剤の残留分は、女性ホルモンを撹乱するノニルフェノールと言う化学物質(環境ホルモン)に変化し、衣類から皮膚表面へ、そして体内へ浸透します。
どんなに衣類をすすいでも、合成洗剤は衣類に残留してしまい、洗濯する回数が増えれば増えるほど、合成洗剤の残留も累積されていきます。

3.妊娠率の低下
女性ホルモンを撹乱するノニルフェノールが、生物に悪影響を与えることも分かっています。
東京都府中市の多摩川で、コイを捕獲・生態調査をした結果、オスの精巣が痩せ細り、正常な精巣は150グラム前後あるはずが、6グラムしかない精巣もあったそうです。
さらに、オスのメス化が進んでおり、メスにしかない黄体ホルモンが検出されています。

原因は、水質検査で多く検出されたノニルフェノールによるものと考えられています。
石けんは一日で、ほぼ分解されますが、石油系合成洗剤は何日も分解されず環境への大きな負担となります。
河川や海に排水された合成洗剤は、海藻類や魚に残留し、それを人が食すと、さらに体内に取り入れて悪循環となります。

また合成界面活性剤は精子を殺傷しますので、避妊薬として販売されていました。女性用避妊フィルムは、合成界面活性剤が主成分の避妊薬でしたが高い発癌物質の為、販売停止措置が採られました。
ノニルフェノールによる女性の体への影響として、乳ガン、子宮筋腫、子宮筋炎、不妊が起こりやすくなります。

石油系合成洗剤は自然界にない物質であり、分解しにくく、体内から速やかに排出されることが難しいようです。

4.毒性
合成洗剤を誤って一口飲み、亡くなった人がいます。
動物実験によると、メダカのいる水槽<400ml>に合成洗剤の原液を2分の1滴垂らすと濃度は約150ppmとなり、普段、食器を洗う濃度と同じになります。
しかし、この濃度では、メダカは5分で死んでしまいます。
成長したメダカは50ppmの水中では、えらの細胞が破壊され、死に至ると考えられています。ふ化したばかりのメダカの場合は、1ppmで24時間以内に死に至ります。

日本の河川の多くは、界面活性剤濃度が1ppmを超えているので、この濃度ではメダカは生息できません。
しかし、石けんの場合は、同じ濃度でも成長したメダカは元気に泳いでいるのです。
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