地震について色々と思うところはありますが。
震災直後の、現状を刻々と伝える緊急速報的なニュース内容からちょっと趣旨が変わり始め、ここ数日で増えてきたあえてわざわざ「お涙頂戴」的な作りで見せてくる報道内容をたまに目にすると、ちょっとなんか違うんじゃ……と言いたくなる…というかなんというか……
テレビを見る時間は、普段ほとんどテレビを見ない通常モードの私に戻りつつあります。
気にはなるが見ていると、諸々伝えられてくるあらゆる「数値」に、いたたまれない思いになってしまうというのもありますが。
果たしてそれが良いコトなのかどうか。
今、この起きている事実を、現状を、「今この瞬間に」、この目でしっかりと確かめずに、見ずにいてどうする?
…などと思ってしまったりもするのですが。
ただ、地震から二週間経った今、自分の体調がけして良好ではないのも事実です。
劇的に悪化しているわけではないのですが、なんというかじわじわときている感があります。
テレビを見る時間は減ったとはいえ、見ていないにも関わらず、ふとした瞬間にブワッとアタマの中に映像が湧いて出てくる時があるんです。
自分の部屋でひとり、そんな状態に陥った時には、掴みどころの無い「なにか」に対して、いたたまれない思いに捉えられて泣けてきてしまう時もあったりします。
この感情の起伏はあまりよろしくないよな…と思いつつ、やっぱりアタシ、うつingから抜け出してはいないのだなぁ…と勝手な自己判断をしてみたりもしつつ、今これを書こうとネットを立ち上げたらこんな記事を見かけたので張っておきます。
「被災してないのに落ち込む」どう対処 by MSNニュース
ああ… アタシの感じているこの感覚。
人間として当たり前の感覚なのね。
と、納得してみました。
さて、前振りが長くなりましたが(←今日は端折らなかった)、本日は、晴れて2011年F1開幕戦です!
3月入ってすぐ、まだ「観測史上地球で起きた巨大地震第4位」なんて地震が日本を襲うとは想像だにしていなかった頃、当時はアタマん中「中東」だった私にドツボな雑誌を千葉さんがこちら の記事で紹介してくださっていました。
これは!!!
と、入手したのが震災一週間後。
読もうにもなにかページが進みません…
ただ、まだ数ページしか読んでいませんが、非常にわかりやすいです。
へぇ。“ヨーロッパ以外の地域でのレースでは、各チームともそれぞれ最低3セットのコンテナを用意して~”」るんだぁ。
とか、特集の本筋とは違うところで勉強になったりしています………
おかしいな。WRCファン歴よりF1ファン歴のほうが圧倒的に長いのになぜこうも初心者レベルから抜け出せないでいるのだろうアタシ。
ですが、ファンはファンなのです。
そこに間違いは無いのです。
ファン歴で言えば20年以上になるのです。
(がしかし途中10年ほどブランクがある)
…ファンなのか?
ファンです!!!
ちなみにWRCファン歴は7年ほどになります。
…。
足して引いてすると、F1とWRCのファン歴、さほど差が無いような気がしてきましたが、なにか気のせいでしょう。
本日はこの雑誌片手に緒戦に望みたいと思います。(気のせいをみずからスルーしてみる)
あまり知識ばかり詰め込むと、裏事情にやたら詳しくなってレースを純粋に楽しめない…という悲しい大人になってしまうのですが、だからといってあまりにも予備知識が無さ過ぎると、黄色いマシンを見て反射的に「アロンソ!」とか言い出してしまう悲しいファンになりかねません。(←実際にやっちゃった人)
それだけ「黄色いマシン」で戦っていた頃のアロンソの走りっぷりが鮮烈だったという、それをリアルタイムで目撃できたという素敵な体験の裏返しだったりもするワケですが。
でも実際にコレやっちゃうとその間違いに気づいた時、かなり悲しいです。自分が。後々ネタにはなりますが。
なので、せめて参戦チームとメーカーの関係図(これが把握できているかいないかで観戦お楽しみ度にかなり差が出る)、各チームのドライバー、そして各マシンの色ぐらいは事前に把握しておこうかと…おこうかと……
おこうかと?
なんかドレも似たような…
なんかなぁ。ここら辺のどれもこれも似たり寄ったり感が、単純に見た目観戦お楽しみ度をダウンさせているような気がするのですが。
いにしえのマシン達が持っていた、各マシン独自のアクが強すぎるほどの個性が無いのが物足りない。(でもタイヤ6個は要らないと思う)
まぁ 応援するのはアロンソ以外いないので(なぜ決めつける)、フェラーリマシンを見分けられれば問題無い。
そしてフェラーリのマシンはいつでもどこでもどんな年でもフェラーリなので見分けるのは楽チンなのです。
見分けるのが楽チンなマシンとしてはレッドブルも楽チンです。
なにせ車体に「Red Bull」と入れてくれてますから。
いつだかのラリージャパンでシュコダが参戦した時、日本では販売されていない=知られていない「シュコダ」というクルマの認知度を高めようと、車体に「シュコダ」とカタカナでいれてくれた、しかも突発的に思いついたアイデアなのか、当初、シュコダの「ダ」の濁点がみっつだよオイ…と、某巨大掲示板で大ブレイクしたあの忘れもしない感動を彷彿とさせてくれます。
しかしなぜこうも白地ベースが増えてしまったのだろう。
私的にはフェラーリですら赤地部分が足りなく感じるのです。
そういう意味ではロータスのマシンは高得点です。このグリーン。なんともいい感じじゃぁありませんか。テレビに映らないのが残念だ…。
あぁ コバライネンも応援してみようかしら。
今年もキミ、いないし。
(北欧ドライバー好き)
あ…あ…ア…ルグ…エルス…ア…リ…ってこの人、ドコの人かしら……
と、まぁこんな感じで、「ファン」というものは、始まってもいないのに妄想で4~5時間くらいはひとりでニヤけられる、そんな生き物なのです。
そのテンションがあまりにも高まり過ぎると、「江繋がりで遠路はるばる清洲城を見に行ったにも関わらず翌日の江放送を見逃した」という、私人生史上10位内に入るくらいのネタの二の舞になりかねないので、ここは落ち着いて本日の放送を忘れずに見なければ。
そうなんだよ。
今日はF1開幕戦なんだよ。
それが書きたかったんだよ(笑)