後者が、できる前者にならなければ認めてもらえないと苦しむのは、
猫が、鳥になって、空を飛ばなきゃ認めてもらえないって言ってるようなもの。
こんにちは、ハッピーナビゲーター・心屋塾認定講師カウンセラーの弓明子(ゆみあきこ)です。
後者が、
私はダメだわ
空気も読めないし
鈍くさいし
すぐ怒らせるし
イラつかれるし
周囲の状況読めなくてミスするし
そんな私は認められない
前者みたいにならないと、認めてもらえない
前者みたいにならないと、ダメなんだわ
と言ってるのは、
猫が、
鳥みたいに空を飛ばなきゃ
鳥みたいに空を飛べたら認めてもらえるんだわ
鳥みたいに空を飛べたら幸せになれるんだわ
安心できるんだわ
と、言ってるようなもの。
空を飛ばなきゃ、あそこに行けない
もう、目的と欲しい物が、グチャグチャだよね
猫は、鳥になって空を飛びたいんじゃなくて
猫は、すごいねって、言ってほしい
猫は、認めてほしい
猫は、幸せを、安心して感じたい
猫は、大丈夫だって思いたい
猫は、電信柱の上の電線に乗せられても、安心できないのに
猫は、鳥みたいに空を飛べたら幸せになれると､勘違いした
猫は何度もジャンプして
飛ぼうと、必死で努力した。
でも、生まれたての別の猫が、
ジャンプしてる猫の横を、トコトコ歩いて、
通りすぎて、どんどん前に進んでいく
それでも猫は、鳥みたいにならなきゃと、必死でジャンプを繰り返す。
生まれたてだった猫は、たくさん経験を積んで、野原を駆け回り、
狩りを覚え、
人に餌を貰うことを覚え、
温かいひだまりで、のんびり昼寝。
ふと、ジャンプしていた猫は、
自分がずっとそこにいることに気づいた。
生まれたてだった猫が、遥か彼方先を旅しているのに、自分はずっとそこにいることに気づいた。
前者みたいになりたい後者って、
猫なのに、鳥のように空を飛ぼうとしてるこの猫のようだ。
飛べない自分が認められなくて
飛べない自分が許せない
飛べない自分を、認めてしまったら、
全てがなくなってしまうような気がして
飛ぼうとすることをやめられない
だって、昔、お母さん猫が、
あの鳥みたいに空を飛べたらもっと簡単に狩りが出来てご飯が毎日食べられるのにって、言ってたんだもん。
飛べないから、美味しい餌を食べられないんだって、言ってたんだもん
いまはもうお母さんに、餌をとってもらってないのに。
お母さん猫は、空を飛べなくても、毎日ご飯を用意してくれたのに。
ただの、お母さんの｢いつもの愚痴｣という名の自慢話を、自分が解決しなければいけない悩みだと思ってしまった。
お母さんはそういいながら、ご飯を用意してくれたのに。
という例え話を思いついた。
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