ワントライ目のスピードを上げていく | 思い通りにいかない時に読む50の言葉

思い通りにいかない時に読む50の言葉

思い通りにいかない時に読む50の言葉です。思い通りにいかない時って、誰でもあります。思い通りにいかない時こそ、あなたの力の見せ所です。思い通りにいかない時に、少しでも、あなたの背中を押せればと思います。

考えてばかりで、結局、1歩も動かない人がいます。

 

傍から見ていると、「どうして、何もしないのだろう」と思えるくらいです。

 

この間、子どもたちと、公園に行きました。

 

滑り台が置いてあったのですが、不思議と、子どもたちは下から駆けあがろうとします。

 

下りのエスカレーターを、逆方向に登ろうとする子どもと同じ感覚です。

 

子どもたちは、滑り台を下から駆けあがるのに、何も考えず、その場からスタートします。

 

けれど、最初は勢いがつかずに、上まで登り切れません。

 

2回目は、さっきスタートした地点から、少し後ろに下がって、勢いをつけてスタートします。

 

今度は上手く、滑り台のてっぺんに登れました。 

 

てっぺんに登れたのは、すぐに駆け上がったからです。 
  

あまり考えずに、すぐに駆け上がることで、滑り台のてっぺんまで、着けるのかどうなのかが、分かります。

 

とにかく、登ってみないことには、滑り台の頂上に、着けるのかどうかは、全く分からないのです。
 

ワントライを、すぐにやってみることです。

 

やってみないと、誰でも、上手くいくのかどうか分かりません。

 

そのトライによって、今度、どうすればいいのかが、分かるのです。

 

ワントライは、失敗してもいいのです。

 

いいえ、ワントライに限らず、つートライ、スリートライと、上手くいくまで失敗していいのです。

 

「いつまでトライするの?」

 

という質問に対しては、「上手くいくまで」と答えればいいのです。

 

子どもたちは、何でも、ワントライ目が早いです。

 

何も考えずに、やれるからです。

 

大人になればなるほど、いろんなことを考えます。

 

損得や利害関係も考えますし、人の目も気になるし、失敗した後の言い訳も考えます。

 

考えすぎています。

 

失敗したときの体裁も、整えないといけないです。

 

カッコもつけたいのです。

 

子どもと違って、余分なことを、考えすぎてしまうのです。

 

先ほども書きましたが、本当に、考えすぎです。

 

自分のカッコ悪さ、人の目、言い訳や利益や損得。

 

これらを考えず、まずワントライしましょう。

 

子どものワントライ目までのスピードに、負けてはいけません。

 

ワントライしたら、分かるのです。

 

色々と考えずぎていたことが、分かってくるのです。

 

そして、次のワントライも、すぐにできることと気づきます。

 

まず、勢いです。

 

自分のカッコ悪さ、人の目、言い訳や利益や損得。

 

これらを考えてしまうことで、勢いがなくなって、テンションが下がるのです。

 

テンションを上げるためには、すぐにトライすることです。

 

ワントライ目のスピードを、上げていきましょう。

 

ホント、子どもたちは、何も考えず、バーッと走って、滑り台を駆け上がります。

 

「怒られたら、どうしよう」なんて考えていません。

 

怒られたら怒られた時なのです。

 

滑り台を駆け上がる前に、少しでも、そんなことを考えると、駆け登りたいテンションが下がります。

 

まず、駆け上がってしまったらいいのです。

 

余計なことは考えず、ワントライ目をしてしまいましょう。

 

まずは、トライしていくテンションが大切なのです。

 

勢いがなくなると、上まで駆け上がることができません。

 

「まず、何も考えずに、ワントライ」

 

ワントライ目までのスピードは、子どもに負けては、いけないのです。