3月5日と3月11日の、真ん中の日に。


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突然だったんです
訳がわかりません


お悔やみ申し上げます
そう言われても困ります
言葉が心に入っていきません


だって、出かけるまえは
普通に、元気に居ましたよ


夜になって
突然そんなこと言われても困ります
私のほうが知りたいです
この状態がなんなのか、整理できません


なんなんですか
なんでこんなにあわただしく時間が流れるのですか


皆さん、あまりにドライで困ります
他人事だとそうなるのですか


ああ、もうわかりません
悲しいままです
どうか、ほうっておいてください


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あの日も雨だった
でも、雨が止んでしまった
止まなければよかった


あの日に戻りたい
雨が降ればいい


戻ったところで何かできるとは思わない
ただ
ありったけの文句と
ありったけの感謝の言葉を
紡いで伝えるだけの時間がほしい


こんな願い事をするなんて
今さら、遅いと思う
でも、あとで言葉にしたってなんの意味もないんだ


なんでもない日々こそが
かけがえのない日々だったと気づくのは
たいてい、失ってしまってからだ


せめてこれからは
このささやかで地味な毎日を
かみしめるように大切に歩きたい


言葉で、行動で、思いが伝わるように
悲しみは忘れずに
喜びも忘れずに


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前半は、当時を思い出しながら感情の赴くままに、という書きようで(^_^;)、後半は、そこから思いを広げていきました。
若干、7年前に書いたのとつながっている感じもします。
一周まわって、原点に戻ったような…
帰宅して互いに挨拶を交わせることは、どんな形でも、本当にありがたいことだと思います。