ご訪問ありがとうございます
市立図書館で予約していた本が
手元に来ました
今回は、図書館の司書さんに選んでいただきました。
「本を読むのが困難な中学生が読みやすい本」
と、依頼しました。
・絵本は読めるレベル
・マンガはどこを見てよいかわからず読めない
ということで、相談したところ、
大活字本やLLブックで中学生でも
読めそうな物を、
そして、私用にディスレクシアについての
本を一冊入れて下さっていました。
我が子への読み聞かせや
読み聞かせボランティアで
図書館に何度も通い、
小さなお子さんの楽しめる本は
色々と見てきましたが、
改めて、こんな本もあるんだ~
と、本の面白さを再確認しました
私もそうだったのですが、
きっと、こういう本はあまり知られていないと思うので
ご紹介したいと思います
画像をたくさん使いたいと思うので、
何度かに分けてご紹介しますね
よかったら、お付き合いください
こちらは大活字本です。
講談社の
「大きな文字の青い鳥文庫」シリーズです。
大活字本は、高齢者向けの
小説などが主ですが、
子供向けに作られたシリーズ。
とはいえ、この中でも
中学生が喜んでくれるようなものは
少なかったのですが、
名作などある中から選んでくれました。
やはり、大きな字に
見やすいフォントで
読みやすいです
普通の青い鳥文庫と比べるとこんな感じです
文字の大きさは、
通常の2.5倍
大きな文字は、行間も大きくなるので、
早速、この本用のリーディングトラッカーを
作ってみました。
見る部分は、1.5㎝開けてあります。
大活字本は、低視力の方用ですが、
学習障害の方は、特殊な見え方とのことで
字が大きいだけでは、まだまだ読み辛い
可能性があります。
こうして見ても、読む部分が
よりはっきりわかります。
ちなみに、講談社の
「大きな文字の青い鳥文庫」は
実際に購入しようと思ったら
専用のサイトでしかできないようです。
こちらに、シリーズの詳しい照会と、
申込方法が記されています
次は、LLブックです。
大活字本は多少予想ができましたが、
大活字本は多少予想ができましたが、
LLブックというのは見たことがなく、
興味津々でした。
LLブックのLLとは、
スウェーデン語の「やさしく読める」という単語
を簡単に表した言葉だそうです。
読むことが難しい人に、
写真、ピクトグラム、絵、読みやす文章だけを
使って作られた本です。
主な読者は、知的障害や自閉症、読み書き障害、
失語症などの障害がある人と
外国人や高齢者の人など読むことが苦手な人たち。
こちらは、日本の教授らによるもので、
劇団員さんたちを起用して作られていて、
とてもユニークなんです
『わたしのかぞく』の内容を少しご紹介します。
字の無い、写真絵本です。
もう、説明も必要ないですね
絵本では、字の無い物がたくさんあり、
私も読み聞かせに何冊も
利用してきましたが、
より、見やすい写真で
分かりやすいストーリー。
しかも、ちゃんと最後は落ちが
こういったストーリーが9編あります。
これなら、中学生も楽しんで
くれるのではないでしょうか
私自身も、ページを捲るのが
楽しかったです。
それでは、長くなったので
続きは次回に
ご紹介したいと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました