いつも
お立ち寄り下さり
ありがとうございます!!!


以前は
離婚カテゴリーで書いていましたが
数年前のアメブロの改変で

「マネー・家計節約術」に
ジャンルを変えて随分経ちました。

今回は
普段のお気楽な内容とは一変⁈

離婚によって
シングルマザーとなり
育児真っ最中だった頃の
家計の事を書きたいと思います。


離婚した時、
娘は保育園児でした。

今はもう時効⁈ だと思いますが、
娘は
中学生の時から働き始めています。

…と言っても
自営業ではないので
家業の手伝いという事ではありません。

今の日本で
中学校に通いながら雇ってくれる所は
なかなか無いでしょうし、

子供を働かせたら非難轟々でしょう。

しかしながら
現実問題として
私一人の労働力には限界があります。

親(私)が入院という事態になるのだけは
避けなければなりません。


私には
帰れる場所(実家)がありません。
(両親は既に他界していますが、
離婚し、それぞれ再婚をしていた)


生活保護を申請するのが最善ですが
無一文にならないと認めてもらえないと聞きますし、
年齢的にも働けるでしょ?と言われるだけなのが目に見えていました。

自分が働いて得る収入よりも
生活保護の受給額の方が多かったりすると
納得が行かないな〜と思ったりはしましたが………


更なる作戦⁈は………

娘は
遥かに若くて元気で体力も有る!!!
それなら働いて貰おう!!!

苦肉の策で思い付いたのが
週一で発行される
フリーペーパーの配達。

この仕事を私が請け負い
娘に外注⁈ に出すという方法。

フリーペーパーには
チラシの折り込みをする必要があり
折り込みは私が担当し、娘が配達。
二人で分担をする事にしたのです。

娘が通っていた中学校の部活動は
幸いにも⁈ 活発では無かったので(笑)
週一なら
無理がないかな?と思いました。
(その後、彼女にはチラシのポスティングの仕事も加わりました)

娘は
全く文句を言いませんでした。

中学校では制服が必要になりますが
制服一揃いは
私がマメにバザーを利用して探し出し

その他、学校関連で掛かる費用
(給食費は免除されていました)や
自分の為の出費に関して、
一切合切、娘が自力で捻出しました。

生きて行く為の必要経費が
これだけ掛かるのだな〜と
子供の頃から身を以て実感したのではないでしょうか。


娘が小学生の頃は
回りに居た方々が
使わなくなった学用品や
小さくなった体操着のお下がり等を譲って下さり、
随分助けて貰いました。


娘が小学校で使っていたランドセル
当時、
リサイクルショップで1000で購入した物。
(とても良い状態でした。
私は昔から買物上手なのです…笑)

ランドセルは荷物を運ぶ単なる道具ですし、
子供は扱いが雑ですから、使えれば良いと考えていましたが、
格安で買った物でも、ちゃんと役割を全うしてくれました。

現在、店頭(もちろん新品の物)で売っているランドセルが余りにも高額で驚きですし、
ラン活という造語まで生まれ
(この手の〇〇活という言葉、
意味は分かりますが、あまりにも氾濫し過ぎですし言葉自体も美しくないと感じます)

入学する 1年以上前から物色するとか……
正直、呆れてしまいます。

まあ、ランドセルの色でイジメがあった頃に比べれば、自由に物を持てるようになったのは良いと思いますが、

ランドセルを用意するだけの事に大騒ぎをして高級品を購入しても、
子供にその価値は分からないのでは?

そもそも、ランドセルでないといけないのか?という議論にはならないのですね〜。

身体の成長の著しい 6年間を
一つの物で通そうというのも無理があるでしょう。

軽くて、容量が有るリュックサックなら
通学以外の場面でも使えますし、
遥かに実用的かつ経済的なのでは?と思います。


さて
私は
お小遣いというお金を
娘に渡した事が一切ありません。

娘が小学生の頃は
こんなお金との向き合い方をさせていました。
↓↓↓

そして
中学生以降は労働をして自力で……


これは
今思うと
自分が中学生の頃から読んでいた
PEANUTS(スヌーピー)のコミックスの影響が大きかったかもしれません。

アメリカの子供達は
幼い頃から
自分で出来る何かの能力で稼ぐのが当たり前の事として育てられています。

夫婦単位で出掛けるのが普通の国なので
ベビーシッター役を請け負うのは
近所の学生だそう。

PEANUTSに登場する子供達は幼いので
ベビーシッターこそしませんが、

それぞれが
性格を活かして働いている姿
目にしていました。

チャーリー
雪掻きの営業をしたり……

の無い季節は
落ち葉掃きをしてみたり……

きっと、現実の子供達もこんな風にして家々を廻り
自然に交渉術を学んでいるんでしょうね〜。

チャーリーの妹のサリーは
レモネード屋さんのワゴンを用意し、

チャーリーの友人のルーシーは
お悩み相談ブースを開設し
働くのは、ごくごく普通の事。


今の日本の子供達は
勉強さえしていれば善し!!!という風潮⁈ がありますが、

私がいなくなっても
娘には
逞しく生きて行けるようになって欲しい
いう思いが強くありました。


よく
経済評論家の方が
子供を育てるのに数千万円掛かると言っていますが、

私には
子供が居ると莫大なお金が掛かる
……という感覚がありません。


娘が何かをやりたいと言った時は
費用がどの位掛かるのか
まず資料を集めてリサーチし

実現する為には
月々、いくら貯金をしたら
目標の時期に費用を貯められるのかを
二人で話し合いました。

娘の高等学校は
アルバイトがOK。
学費、携帯電話の使用料、
運転免許の費用や
友人との旅行の旅費……e.t.c
一切合切、全て自力で賄っています。


何より娘が頑張れたのは
健康だったからこそ!!!

身体が形成される時期は特に
食料品は安さで選ばず
安全性を重視した賜物だと思っています。


女一人で生きて行くのは
なかなか厳しい世の中ですが

一人暮らしは不経済なので
母娘二人なら生きて行ける!!!
当時、よく思ったものでした。


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