光の国 ④ (TI AMO) | 花の子るんるんの玉手箱

花の子るんるんの玉手箱

大体ポヤポヤ、時に過激な妄想が入る写真館 兼 カフェです。
主演は勿論 愛するユノ・ユンホ氏。

フォロー、アメンバーは
基本的にYUNHOオンリー限定とさせて頂いてますので悪しからず。



TI  AMO  二冊目
〝LA   VIA  DEL  ROMANZO〟(小説の小道)
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三冊目〝La  storia〟(歴史)
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ここからはグッと明るく 写真中心にテンポ良く
たーっ!  と
話を進めて行きたいと思います(思います)














昨夜は  兄貴と喧嘩になった
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夕食はせっかく美味しいカルボナーラ食べたのに
その後にチゲを食べに行くと言って聞かない
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せっかく美味しいワインを楽しんだと言うのに
マッコリを呑みたくなったと言う


挙句の果てに
〝兄ちゃんはイタリア女が好きだから
   結婚して永住しようと思う〟
なんて  ふざけたコトを言い出す
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酔っていたとは言え
27歳にもなってこんなコトを宣言するとは
この人の頭の中はどうなってるんだ
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父さん 母さんがコレを聞いたら
僕以上に激怒するな    絶対!
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今はもう
何も無かった様な顔をして目の前に座ってる
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余りに腹立たしかったから
読書に一生懸命でこちらを見てないのをいいコトに 
兄貴を  思いっきり睨みつけてやった







今日から  兄貴の仕事についてコモ湖に行く
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寝不足な上に
早起きしなくてはならなかった僕は
いつの間にか眠っていた


しばらくして  兄貴に起こされた
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コモ湖に到着したが
仕事まで大分時間に余裕があるので
コモの街を眼下に見下ろす〝ブルナーテ山〟に
ケーブルカーと自転車で向かう
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標高750mのブルナーテ山

駅までもイタリア的    と言うか
直ぐ向こうはスイスだからアルプス的?
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ぅオーっっっ!   爽やかですねー
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ケーブルカーの歴史は古く    開通したのが1899年
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かなりの傾斜を上がって    到着まで7分
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記念に一枚  パシャリ
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こんな空気のいい所まで来て喧嘩してるのが
何だか馬鹿らしくなって来た
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僕は何て大人なんだろう
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うーん
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やっぱ   言えないよなぁ
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ポクの代わりに 〝家族を頼む〟だなんて
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この旅行が 話を切り出す
いいチャンスだと思ってたんだけどなぁ
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おっ!         カワイコちゃん❤
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ハロハロー    (^-^)/
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オムツ替えの手伝いだってしてやったし
涙だってポクがいつも拭いてやってたんだから
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いつの間にか   こんなに大きくなっちゃってさ
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付き合った彼女は一人や二人じゃないよな…きっと
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クーっっっ!   バックハグしてやろか!?
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ケーブルカーを降り  そこから自転車で
サンマウリツィオ灯台〟を目指す

ここからは  お天気のいい日は
ミラノの街やモンテ・ローザなど
スイスの山々まで見渡せる
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お前とも   よく自転車で遠くまで行ったな
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夏休み  泳ぎに行った帰り道にタイヤがパンクして
泣き笑いしながら代わる代わる押して帰ったよな
お前    覚えて無いだろ
〝兄ちゃん兄ちゃん〟って
いつも後を付いて来てたのにな
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ヒューっっっ       いい眺め
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なんだよ    チュー坊ん時と全然変わんないじゃん
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帰りは  コモの街まで自転車で降りた
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昼前には街に着いた
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仕事は15時からだったから
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昼食をとって
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ホテルに帰る道すがら あちらこちらを見て廻った
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コモの街には
サン・フェデーレ教会の壁画の修復の為に訪れた
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だけどローマ帝国時代からの保養地なだけあって
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サン・フェデーレ教会(ドゥオーモ)だけでなく
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小さな教会
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大通りも素敵だけど
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小さな路地
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それは嬉しそうにカメラを向けている兄貴を見ると
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ここの空の下の兄貴が
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フッと  景色の一部になって
光の中に消えて行ってしまいそうな錯覚に襲われ
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僕はあわてて   その腕を掴んだ
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今日は
修復の為の事前調査だったので
仕事は直ぐに終わった
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随分と流暢なイタリア語が使えるみたいだ
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商談相手と  何か 楽しそうに話してる
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ぇえ〜っっっ!    マジっスかぁ!?
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初体験です
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仕事仲間に連れられ  
これからカヤックに乗りに行きます



僕は赤いのが良かったのだけど
兄貴は頑として譲りません
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最初の頃こそ 岸辺でチャプチャプやってたんだけど
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そのうちコツを掴むと遠くに出たくなるもの
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遠く離れていたけれど  徐々に近づく
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かと思えば  すれ違う
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なんだか  人生みたいだな
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やっぱり 兄貴の考えてるコトは分からない
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はしゃいでいたかと思えば  どこか遠くを見つめてる
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イタリア女って   本当なのかな
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やっぱ   ボンきゅっボン!  なのかな?
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そこのトコ     詳しく聞きたい
{16BC485E-2746-4CB1-90CA-0992154016CE}






                    ⑤につづく







画像を拝借致しました<(_ _)>サンクス