直接のオーダーを受けて作り始めたテレキャスターのプロトタイプ「SNAKE HEAD」ですが、ようやくサンバーストを吹き終え、最終組み立てに入りました。

自分的には、まだ80点くらいの出来ですが、もう半年もお待たせしているので年内完成を目指しています。

ネック側は夏のうちに早くに完成し、電装系は1ピックアップでスイッチすらなく、シンプルそのものなので、ボディー塗装さえ上がれば組み立ては1日で充分だと思っていましたニヤリ

 

ところが・・・

あれこれ変更を加えると、必ずと言っていいほど予期せぬハードルが出現しますチュー

「過去の作品」で紹介しているように、SNAKEHEADは一度製作しているので米国から取り寄せたキットパーツの抱えている問題は承知しているつもりでした。

その1つがコレひらめき電球

本物のコントロールプレートは金属製で、4隅をネジ止めされています。

新たにピックガード材で作り直すこともできますが、私はこの2個のネジ穴を埋めました。

ピックガード材の切れ端でプラグを作り

ネジ穴に詰めます

ハンダごての先でピックガード材のカスを溶かして塗りつけます

これをヤスリとペーパーで削ってからコンパウンドで研磨します

ほとんど消えて無くなるので、4隅にネジ穴を開け直し、シルバーで塗装します。

こんな作業をやるリペアマンはまずいません。新しいプレートで作り直すでしょう。ここまでは分かっていたので夏の間にやっていましたパー

※今回は塗装ではなく、アルミテープで包んでより金属感を出します

 

ところが今回はできるだけ本物に近づけるというコンセプトだったので、各種パーツに米国製を用いることになっていました。付属のミニサイズPOTと米国CTS社製POTを比べるとこんなにも大きさが違いますあせる

イヤ~な予感が・・・

はいんねーよ!!ゲッソリ

しかも・・・

本物は2つのPOTの端子側を向き合わせに搭載するのですが、プレートの穴の距離が近すぎてこっちも入りませんあせる

2つの穴をキャビティーのスペースの限界まで遠ざけないと入りませんポーン

 

結局ピックガード材から新規製作することにチーン

さらに塗装を終えたボディーを切削するのは神経を擦り減らしますが、やるしかありませんチュー

カスタムメイドは、何やるにしても簡単には行きませんチーン