「毎夜”ビール”を飲む酒好きの哺乳類」(ナショナルジオグラフィック、2008年)
毎夜“ビール”を飲む酒好きの哺乳類 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)
「ハネオ(羽尾)ツパイは発酵したヤシの”ビール”を常習的に飲み、それがヤシの受粉を助けている」
「動物におけるアルコール中毒」
The Alcoholics of the Animal World | Science | Smithsonian Magazine
「酔っぱらったヘラジカが木に乗っているところを発見された」
「スウェーデンでは、秋のリンゴの季節には、下に落ちたリンゴが発酵しアルコールが生成され、それを食べたヘラジカが酔っぱらうのはよくあることである」
「あなたよりコウモリの方がお酒に強い」
Pound for pound, bats can drink you under the table | Ars Technica
「クダモノ(果物)コウモリは、アルコールの匂いに引かれて果物のところへ飛ぶ。その果物を食べてアルコールの血中濃度が高くなっても、障害物にぶつからずに飛ぶことができる」
「ショウジョウバエもアルコール依存症に」
ショウジョウバエもアルコール依存症に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)
「ハエはアルコールに病みつきになると、嫌いなものを混ぜても飲むようになり、無理に禁酒させると後に中毒症状が再発する」
「アルコール研究における動物モデル」(NIH、NIAAA)
Animal Models in Alcohol Research - Alcohol Alert No. 24-1994 (nih.gov)
「アルコールは、マウスの飲酒行動を強化する」
「マウスは、アルコールを摂取すると、迷路を抜けるのに時間がかかる」
「アカゲザルは、不安が大きいほど多くのアルコールを摂取する」
「マウスには、アルコールの好きな系統のマウスがいる。また、あまり好きでない系統のマウスもいる」
「マウスの妊娠早期に多くのアルコールを与えたところ、前足に障害のあるマウスが生まれた」
「アルコールを飲みたがるアカゲザルに、飲酒前にナルトレキソンを服用させると、飲酒量は減る」
「アルコール依存症の薬物療法」(厚生労働省)
アルコール依存症の薬物療法 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
「飲酒欲求を抑制する薬剤として、国内ではアカンプロサート(商品名:レグテクト)があ(る)」
「日本では2013年5月に承認され発売され(た)」
「アカンプロサートは、主に脳内のNMDA受容体を介する神経伝達を阻害することによって効果を現すのではないかと考えられてい(る)」
「飲酒への欲求を軽減させることにより断酒率を高める効果があり、多くの研究で再飲酒のリスクを低減させることが確かめられてい(る)」
「海外では飲酒している人の飲酒量を下げる効果があるナルトレキソン・ナルメフェンといった薬剤も使用されてい(る)が、日本ではまだ承認されてい(ない)」
「依存症医学の原理」(2018年)(試し読み)
Amazon | The ASAM Principles of Addiction Medicine | Miller, Shannon | Substance Abuse
「治療者は、クリニックで患者さんを待っていて、患者さんが来たら反応する。しかし、依存症の患者さんの多くは、クリニックには来ない」(p891)
「細菌や植物や動物の細胞における神経伝達物質についての進化的な考慮」
「細菌は、宿主が分泌するホルモンを感知して、宿主内の環境に適応する能力を持っている。43の口腔内細菌を、エピネフリンやノルエピネフリンで刺激したところ、その細菌の成長は促進された。宿主にストレスがあれば、口腔内細菌は増加しようとする」
「我々人類は、他のサルに対して社会的に優勢であるが、ドーパミンがこれをもたらしたのかもしれない」
Dopamine may have given humans our social edge over other apes | Science | AAAS (sciencemag.org)
「自然死したヒト、ゴリラ、チンパンジーなど6種類のサルの38検体を調べたところ、ヒトの脳の線条体から、他のサルと比較して多量のドーパミンが検出された。ドーパミンは協力行動を促進させる。男女の協力(一夫一妻制)や狩りにおける協力が促進されていると考えられる。チンパンジーには大きな犬歯があり攻撃的であるが、ヒトには大きな犬歯は無く協力的である」