勝間さんの健康習慣

私は、長い間、健康や医学について学んできました。そして良い健康習慣を自分自身に実践してきました。

最近、勝間さんのYoutube動画を見て、同じ健康習慣が多いことに驚きました。

共通点
・アルコールを10年以上1滴も飲んでいない
・砂糖の入ったものを食べない
・カフェインの入ったものを飲まない
・禁煙している
・毎日1万歩以上歩いている
・レストランを使わない
・白米を食べずに玄米を食べる
・加工食品を食べずに自然食品を食べる

異なる点もあります
・私は醤油を使わない
・私は食塩を使わない

味とは何か
自分の体の必要性を示すものです。「空腹は最良の調理人」という言葉があります。すべての栄養素が不足していれば、すべての食品が美味しく感じられます。口や咽頭や上部消化管の感覚細胞は、今何をどれだけ食べているかを知るための装置です。未開の人々や野生の動物は、通常欠乏症にはなりません。何を食べればよいかが分かるからです。鉄欠乏性貧血の人が異食症になって砂をなめることがあります。砂の中の鉄分を補っているのです。私は厳格に遮光していた時に、1日3回魚を食べて毎日キクラゲを食べていました。当時は、「ビタミンDを多く含むのは魚とキクラゲぐらいしか無い」ということを知りませんでした。そうしたかったからそうしただけです。ビタミンD欠乏症が分かり、それを多く含む食品が判るのです。味覚の4つ(うまみを除く)が分かるだけではありません。色覚の3つで何万色も区別できるように、味覚の4つで多くの栄養素を識別できるのです。ただし、テストは、本質を測る必要はありません。相関があれば、簡便な方を測れば良いのです。例えば、もし健康状態と身長が完全に正比例しているのであれば、健康状態を測る代わりに身長を測れば良いのです。女性は背の高い男性と結婚すれば良いのです。我々は、食塩や砂糖や油を美味しく感じます。そのような味は、そもそもそれが安全な食べ物であり、しかも我々が求めるものであることを意味しています。味覚システムは、自然の中では有効に機能しています。

調味料の問題
調味料は我々の健全な味覚システムをだまして撹乱するものです。例えば、化学調味料が振りかけられたデンプンを食べると、我々の脳はそれを蛋白質であると判断するでしょう。蛋白質が不足して食べたいと思っていた人は「美味しい」と感じます。しかし、それを食べてもデンプンが体に入るだけです。蛋白質不足は解消されません。その状態はいつまでも続きます。自然の状態では、蛋白質不足の人が蛋白質を食べれば、それで満足して終わりです。調味料は、中身を偽っています。こういう理由で、私は、調味料を全く使っていません。

勝間さんが、調味料として使われるのは、主に食塩とオリーブオイルです。化学調味料やソースを使っておられません。

ホットクック(無水ナベ)
勝間さんは、ホットクックを勧めておられます。最近私は、それを注文しました。結構値段の高いナベですが、より健康になって、引退する日が1ヵ月先送りできれば、引き合うでしょう。

   ・タマネギ・スープ(塩分量は1人前なら3.5g。やや多い。NIHの基準に近い)
   ・スイーツ(1日1個なら砂糖の量は1日8g。WHOの基準以下)
   ・魚料理(全体として野菜の量が多いので、Na/K比は小さい)

以前私は玄米に押し麦を混ぜていましたが、今はもち麦を混ぜています。胚芽もち麦です。水溶性食物繊維を増やす目的です。勝間さんも、もち麦ご飯を食べておられるとのことです。

私は醤油を使っていません。醤油は、植物性蛋白質を摂っていると思い込ませるための調味料です。醤油を使わずに、実際に植物性蛋白質を摂取するのがお勧めです。動物性蛋白質と植物性蛋白質を1:1の割合とするのがお勧めです。私が、植物性蛋白質を摂るために利用しているのは、小豆の水煮、冷凍グリーンピース、炒った大豆、エンドウの塩ゆで、そら豆の塩ゆでなどです。最近はもっぱら冷凍グリーンピースを使っています。2分くらい沸騰させています。

魚を食べる時には、ショウガを使っています。以前は土曜日にはニンニクを使っていました。食べ物にオリーブオイルをかけることもあります。「調味料を使わない」とは言うものの、使わないのは、醤油、ソース、化学調味料、砂糖、食塩、酢、みりん、酒、味噌、ダシの元などです。

人と会うときにレストランを使うことはありますが、そうでないときは自炊しています。健康的なものを食べようとすると、必然的に自炊になります(これも勝間さんと同意見です)。例えば、白米を出さずに玄米を出すレストランは、ほとんど見当たりません。また、味付けに砂糖を使わないレストランも、見当たりません。米国政府のマイ・プレートを守ろうとするレストランも見当たりません(私は守っています)。

健康について私と同じ意見を持っておられ、同じ実践をして居られます。私と同じなら大したものです。私は、勝間さんを信頼して、健康以外のことについて勝間さんの意見を取り入れようとしています。Youtubeでいつでも見ることができます。

以前(2005年頃)の勝間さんの本には参考文献が書かれていませんでした。だから発言の根拠が分かりませんでした。最近の本には、根拠が書かれています。例えば英語学習法の本では、白井先生の本が紹介されています。根拠を確かめることができます。

健康について、勝間さんのやり方を実践すれば、病気は減ると予想されます。