(1)指のひび割れ(あかぎれ)
毎年、冬になると、私の指にはひび割れができていました。冬にできるので寒冷障害であると思っていました。しかし、ネットによれば、皮膚表面の脂肪の欠乏も原因であるとのことでした。私はしばしば石鹸で手を洗うので、その都度、脂肪分が洗い流されていました。未開の人は石鹸を使いません。

対策として、私は石鹸で手を洗う回数を減らしました。また、止むを得ず石鹸を使った後は、オリーブ・オイルを小さじ半分ほど手に塗りました。そしてティッシュで油を軽くふき取りました。こうしたところ、3日後には、ひび割れがほぼ治りました。

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(干ばつ) (Wikipedia 英語版 「drought」より)


(2)未開の経済学
未開の地の経済について、適切な本は見当たりませんでした。

「経済学の歴史」(ガルブレイス、1988年)は、ギリシャから始まります。「経済の文明史」(ポランニー、2003年、ちくま学芸文庫)は、ハムラビ時代(BC1750年ごろ)から始まります。

「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」(NHKスペシャル取材班、2012年)によれば、狩猟採集生活をしていたときには、獲物を人々の間で平等に分け合っていたのですが、その土地に商人とお金が入ってくると、獲物を平等に分配せずに商人に売ってお金を得て、そのお金で自分の必要なものを購入するようになったとのことです(p365)。

お金は未開の社会には無かったものです。あまりにも便利なので、まず自分のお金を増やそうとするのでしょう。その際に、他人の不利益は、あまり考慮されません。

(3)行動経済学
行動経済学の逆襲」(セイラー、遠藤訳、2016年、Kindle版)を読みました。
これまでの経済学が想定している「人」は、利己的で合理的な人です。この本は、「人は不合理である」と述べています。

<不合理な人>
・これまでにつぎ込んだ手間と暇を無視できない
・後で消費するより、今消費したい
・不公正な人を罰したい

<経済への影響>
・一物一価が成り立たないことがある
・効率的市場仮説は成り立たないことがある

<行動経済学の効用>
・貯蓄を促す
・健康、富、幸福への懸命な選択を促す

(4)電子タバコ
CNNによれば、香港政府当局は、電子タバコの使用を非合法化し、違反すれば罰することにしたとのことです。
https://edition.cnn.com/2019/02/18/asia/hong-kong-vaping-ban-intl/index.html
(音が出ます)

1.電子タバコは、従来のタバコと同じように、高度に依存性がある
2.容易に依存症となる
3.もの足りないので、多くの人は従来のタバコと併用になる
4.併用すると、害は、従来のタバコと同じくらいになる

電子タバコは、青少年に喫煙を開始させます。また、一定期間中に禁煙する人の割合は、従来のタバコより少ないとのことです。

これまでの「フィルター」とか「低ニコチン・低タール」とか「かみタバコ」などと同類です。

(5)未開の人の歯磨き
古代の人は、現代の人より健康な歯を持っていました。
https://www.npr.org/sections/health-shots/2013/02/24/172688806/ancient-chompers-were-healthier-than-ours