(1)「世界最長の徒歩旅行」(ミーガン著、藤井訳)を読みました。
私は毎日5㎞以上歩き、週に1回15㎞を歩いています。つまり週に45㎞以上歩いています。この著者のように3万kmを歩くには、約13年かかります。

(2)「人体600万年史(上)」を読みました。以下のような文がありました。
「自然選択は過去数百万年のあいだに、果実、塊茎、野生の鳥獣、種子、木の実など、繊維は豊富だが糖分は少ないさまざまな食物を摂取するように人間の体を適応させた。そのために、現代のあなたが糖分ばかりで繊維の少ない食物を絶えず摂りつづけていると、いつ2型糖尿病や心臓病などの病気が発症しても不思議ではないのである」

(3)NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」を見ました。
http://www.nhk.or.jp/special/kettouchi/
https://www.youtube.com/watch?v=jSXqZx_tZAg
砂糖飲料を飲んだり、砂糖菓子を食べたりすれば、血糖値スパイクが起きて、それは健康を害する要因になるでしょう。

血糖値スパイクとは、ブドウ糖のスパイクのことです。糖化反応に関して言えば、ブドウ糖の糖としての毒性は、他の糖と比較してあまり強くありません。また、ブドウ糖は体内で濃度や移動がよくコントロールされています。

砂糖(ショ糖)を摂取すると、ブドウ糖と同じ数だけの果糖が体内に入ってきます。果糖は、ブドウ糖より糖毒性が強く、しかもブドウ糖のようには濃度がコントロールされていません。有害な糖化反応を多く起こす度合いは、むしろ果糖の方が大きいであろうと私は考えています。